東京パラリンピックの車いすバスケットボールに日本代表として出場し、銀メダルに輝いた小山市出身で栃木レイカーズの高松義伸選手が６日、母校の小山中学校を訪れ生徒たちと交流しました。

全校生徒およそ４７０人が校歌を歌って高松選手を迎えます。

生徒たちを前に高松選手は「たくさんの応援ありがとうございました」とこたえ、車いすバスケのデモンストレーションも披露し後輩たちに競技の魅力を伝えました。

高校３年生で車いすバスケの２３歳以下の日本代表となり、今回の東京パラリンピックにも出場した高松選手。

骨のがんと言われる骨肉腫が見つかったのは中学３年生の時でした。

当時は命をつなぐのに必死だったと語りました。

一度は治ったものの高校２年生の時に再発して左足を切断。

現在は車いすバスケの日本代表に選ばれるまでになりました

高松選手は「努力は自分の人生の財産になる」と諦めないことの大切さを後輩たちに伝えました。

高松選手には６日、小山市の市民栄誉賞が贈られ、２０２４年にフランスのパリで予定されている次回のパラリンピックの出場を目指します。