凛々しくカッコいい
 - (C) 2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会

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 佐藤健と阿部寛が共演する映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)より、ケースワーカー役を務める清原果耶の表情を写した場面カットが公開された。

 本作は、中山七里の小説を映画『64−ロクヨン−』などの瀬々敬久監督が映画化したヒューマンミステリー。震災から10年目の仙台を舞台に、連続殺人事件の容疑者・利根(佐藤)を刑事の笘篠(阿部)が追いかけるうちに、事件の裏に隠された衝撃の真実が明らかになる。倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人などが出演する。

 今回公開されたのは、清原ふんする保険福祉センターで働く円山幹子の姿を捉えた場面カット。担当している地域の住民に優しく話しかける表情やキリッとした精悍な表情を見せつつ、生活保護受給者の国枝(千原せいじ)から胸ぐらを掴まれている姿も。ケースワーカーとしての円山の働きぶりを垣間見ることができる。現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」での演技も話題の清原が実年齢よりも年上の役柄を堂々と表現している。

 連続テレビ小説「なつぞら」では10代から30代までを演じたが、瀬々監督をして「驚きました」と言わしめた実力が高く評価されてキャスティングが決定。主演の佐藤も「間違いなく自分があの年の時は、あんな芝居はできなかったですね。間違いなくこの先、20代になった以降も日本映画界の中心で活躍されるような女優さんなんだなという印象です」と太鼓判を押している。(編集部・大内啓輔)