オーストラリアの前に為す術なく敗れた中国。頼みのウー・レイ(手前)も抑え込まれた。(C)Getty Images

写真拡大

 早くも悲観的ムードが漂っているようだ。

 9月2日、カタール・ドーハにあるハリファ国際スタジアムで開催されたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選の初戦で、中国はオーストラリアと対戦。0−3の完敗を喫した。

 24分にアワー・メイビルの得点で先制を許すと、その2分後にもマーティン・ボイルのミドルシュートで被弾。さらに70分には、メイビルのシュートのこぼれ球をミッチェル・デュークに詰められてダメを押され、万事休した。

 ブラジルからの帰化選手のエウケソンを1トップに配した攻撃陣も不発。エスパニョールでプレーするエースのウー・レイも見せ場を作れなかった。

【動画】終了間際にまさかの…日本を地獄に突き落としたオマーンの劇的決勝弾
 この結果に、期待していたファンも落胆しているようだ。この試合の速報を伝えた中国メディア『PP通信』のコメント欄には、次のような批判の声が続々と寄せられている。

「リー・ティエ監督の考えがわからない」
「完全な敗北だ」
「ボールを持つとパニックになる」
「期待するだけ無意味」
「帰化選手の良さが分からない」
「ウー・レイはボールを持てば失う」
「次の日本戦も勝てるわけがない」
「また4年待たないといけないのか」
「アーセナルの代表版だ。カネだけつぎ込んで試合は散々」
「これ以上、小中学生レベルの選手を入れないでくれ」

 中国は5日後、同じスタジアムで、同じく初戦を落とした森保ジャパンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部