ホットプレートでしっとりやわらか!夏野菜たっぷり「タンドリーチキン」
夏にぴったり!ホットプレートで作るタンドリーチキン
暑い日にパパッと楽しくスタミナチャージできる「ホットプレート夏メシ」。ラスト3日目は、夏野菜たっぷりの「タンドリーチキン」を紹介します。
レシピを教えてくれたのは、ホットプレート料理の魅力を発信し続ける、料理家のかめ代。さん。
「ヨーグルトやスパイスに漬け込む『タンドリーチキン』。オーブンではなくホットプレートで焼くと、乾燥せずにしっとりやわらかく仕上がるのではと考えたレシピです。チキンをタレに漬けたら、ホットプレートに野菜と一緒に並べて蓋をして焼くだけ!
香味野菜とカレースパイスの香りがなんとも幸せ。カラフルな夏野菜を並べて、夏バテもふきとばす元気プレートにしました」
材料(4~5人分)
・鶏もも肉……2枚(600g)
・鶏手羽元……8本
・パプリカ(赤・黄、縦8等分に切る)……各1/2個
・ピーマン(縦8等分に切る)……2個
・なす(2cm幅の輪切り)……1本
・ゴーヤ(1cm幅の輪切り)……1/2本
※野菜はお好みで
a.カレー粉……大さじ3杯
a.ヨーグルト……大さじ3杯
a.オリーブ油……大さじ3杯
a.ケチャップ……大さじ3杯
a.しょうゆ……大さじ1杯
a.塩……小さじ1杯
a.にんにく(すりおろし)……1かけ
a.しょうが(すりおろし)……1かけ
〈トッピング〉
レモンやスパイスなどお好みで
下ごしらえ
・鶏もも肉、鶏手羽元の下処理をして、調味料をもみこんで馴染ませておく
鶏もも肉は、余分な脂を除き、分厚いところを切り開いて厚みを均一にし、4等分に切ります。鶏手羽元は火が通りやすいよう、骨の両側にキッチンばさみや包丁を入れて平らにします。
ポリ袋に(a)を入れてなじませたあと、鶏肉(もも肉、手羽元)をすべて入れてよくもみこみ、常温で30分程度おいておきましょう。
「たくさんの漬け肉を作るときは、ポリ袋が便利です。先に調味料だけを入れてもみこみ、袋になじませてから肉を入れると、味ムラができません。肉を入れたあと、空気をぬいて閉じると、しっかり味が入ります」
作り方
1. ホットプレートにホイルシートを敷いて熱する
ホットプレートにホイルシートを敷き、中温(200℃程度)で熱します。
「漬け肉を焼く場合、焦げ付かないよう、フライパン用ホイルシートを敷いて焼くのがおすすめ。キレイに焼ける上、後片付けもラクになります」
※ホイルシートは、商品取り扱い上の注意をよく確認して使用してください
2. 鶏肉と野菜を並べ入れ、タレを回し入れる
下ごしらえした鶏肉を、皮を下にして並べ、隙間に野菜も並べ入れます。袋に残ったタレもすべて回し入れましょう。
「タレに漬けた冷たい鶏肉をホットプレートに並べると、なかなかプレートの温度があがりません。前日から冷蔵庫に漬けておいた場合なども、常温に30分程度置いてから調理してください」
3. ホットプレートの蓋をして加熱する
ホットプレートの蓋をして、10分程度加熱します。途中で様子を見て、焦げないようにしてください。
4. 全体に火を通す
こんがりと焼けたものから裏返し、全体に火が通ったら「保温」設定にします。
5. お好みでトッピングをする
レモンの輪切りをのせて、お好みでブラックペッパーやクミンなどのスパイスをたっぷりと振って完成です。
おすすめの楽しみ方
「皿に取り分けて、チキンにレモンの香りをつけながらお楽しみください。ナンやさっぱりとした生野菜のサラダを添えるのもおすすめです」
ホットプレート夏メシで、夏を乗り切ろう
3日間にわたって、「鶏ささみのやわらか蒸し」「パッタイ」「タンドリーチキン」と、まったく趣の異なる3品を紹介しました。これらが簡単に失敗なく作れるのは、ホットプレートならでは!
「ホットプレートは、『焼く』『蒸す』『煮る』『炒める』と、さまざまな調理ができる万能調理器具です。火を使わず温度管理もできるので、料理初心者や苦手な方でも安心。また保温モードにすれば、ずっと熱々の状態で食事を楽しむことができますよ」と魅力を語るかめ代。さん。
気持ち良く9月を迎えられるよう、バテた体を楽しくリフレッシュしましょう。今晩は、「ホットプレート夏メシ」で決まり!
取材・文/道岡直宏(macaroni 編集部)
※9月にはオフィシャルサイト「レシピと暮らし kameyo」をOPEN予定