【海外発!Breaking News】首から下だけ逆さまになって飛ぶ渡り鳥 専門家は「仲間に自慢しているのかも」(オランダ)
驚きの体勢で空を飛ぶ鳥の姿を捉えたのは、アマチュア写真家のヴィンセント・コーネリッセンさん(Vincent Cornelissen)だ。ヴィンセントさんは野生動物の写真を撮影するため、オランダのヘルダーラント州アーネムを訪れていた。
ヒシクイはガチョウと似たような体形をしている鳥で日本にも生息しており、湖などの水面に浮いて羽を休める姿を見かける。空を飛んでいる姿は、長い首を前に突き出すようにして飛ぶガチョウと大差ない。
「3羽のうちの1羽が、まっすぐに飛べていませんでした。風のせいだと思いましたが飛ぶのに苦労していた様子で、とりあえず写真を撮りました」と当時の様子を淡々と語るヴィンセントさんは、写真を現像するまで驚きのショットが撮れたことに気がつかなかったそうだ。
現像された写真を見て「なにか特別なものが写っていると、すぐに気がつきましたよ。こんな風に飛べるなんて知らなかったので、とても驚きました。それと同時に、まるでフォトショップで加工したような写真だったので『誰も私が実際に撮った写真だって信じてくれないのではないか』と不安にもなりましたね」と明かした。
この写真は今年3月に撮影され、ヴィンセントさんは自身のSNSに投稿していたが、最近になってオランダでの写真コンテストに応募したことで大きな注目を集めたという。
今回の不思議な飛行姿について、オランダの鳥類保護団体で科学技術コミュニケーターを務めるラース・ソーリンクさん(Lars Soerink)は「飛ぶことをマスターした若い雁やガチョウは、何ができてどこまで飛べるのかを見極め始めます」と話している。今回のヒシクイは、様々な飛び方に挑戦している最中の姿だった可能性も高い。
その一方でラースさんは「仲間たちに自慢するためにやっている可能性もありますね。『ほら見てよ!』と言うようにね」とお茶目な一面をのぞかせた可能性もあると指摘した。
