今回、特にラストワンマイルを担う軽の皆様方と一緒に仕事ができるということで、新たなプロジェクトの例としましては、東京のように地方からモノが集まって来る東京のような大都市を想定しております。これは大きなトラックを利用した幹線物流でしょうし、それぞれの倉庫まで小型トラックを活用したり、さらにはお客様の手元には軽商用車でお届けする。大動脈から毛細血管までをなぐ物流において、コネクティッド技術を活用しながら実際にやってみてはどうかと検討しています。当然、このジャストインタイムの流通が可能になれば、多くの倉庫の在り方も変わってくると思います」と話す。

さらに、CASEの新技術の普及という面に関しても、スズキとダイハツの2社は期待されている。「スズキさん、ダイハツさんは軽という限られたスペースのなかで、いかにいいクルマを作るか、お客様のニーズに応えるかという良品廉価なものづくりに長けていらっしゃいます。私たちもいろいろな新しい技術を提案はしておりますが、やはりこれを安価にしないとなかなか物流の現場ではお使いいただけないと思います。トラックは保有年数が非常に長いということを考えますと、新車だけではなく、既存のトラックにもいかに廉価で使いやすいもの(コネクティッド、先進安全装備)をご提供できるかというのは新たな使命だと認識しております」(中嶋社長)

〈文=ドライバーWeb編集部〉