家の中に何かいる……。
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 全米で大ヒットしたホラー映画『レリック −遺物−』(8月13日公開)より、不気味な恐ろしさを感じさせる予告編と場面写真が公開された。

 本作が監督デビューとなるナタリー・エリカ・ジェームズの幼少期の経験をもとに、認知症を患う1人暮らしの老女とその娘と孫が目撃する恐怖を描く。すでに公開されたアメリカでは、全米興行収入ランキング3週連続1位を記録し、ホラー映画としては異例のゴッサム賞の作品賞にノミネートされたほか、ナショナル・ボード・オブ・レビューのTOP10入りを果たすなどの快挙を達成した。ジェイク・ギレンホールが製作、『アベンジャーズ』シリーズの監督としても知られるアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ兄弟が製作総指揮として参加していることでも話題となった。

 公開された予告編には、年老いた母を探して森の中を歩く娘(エミリー・モーティマー)の姿やベッドの下に何かがいると訴える老女(ロビン・ネヴィン)の姿が映し出される。家の中に入って来た「あれ」の正体とは何なのか、暗がりの中で泣いている孫娘(ベラ・ヒースコート)は何から逃げようとしているのか、三世代の女性たちに迫る謎の存在が恐怖をあおる。あわせて公開された場面写真からは、真っすぐ正面を向いて食卓に座る老女や老女の様子をいぶかしげに見つめる娘の様子が確認できる。(今井優)