ワイヤレス骨伝導ヘッドセット「OpenComm」でWeb会議が超快適に
コロナ禍が収束してもWeb会議はきっと続く
とっとと終わってくれと願ってやまないコロナ禍。収まったあとの世界ってどうなるんでしょう? 仕事においては、おそらくWeb会議はなくならないんじゃないかなと思っています。
まあ、G7とか要人たちが生身でイギリスに集まってめっちゃ対面でやっていましたから、対面での話し合いを重んじるビジネスシーンは、再び増えてくるはず。ただ「これオンライン会議でよくね?」と気がついた打ち合わせもいくつかあるんですよね。なので、Web会議はこれからも続くと踏んで、環境は引き続き良くしていきたい。
ということで、私のWeb会議の環境を爆上げしたAfterShokzの「OpenComm」をご紹介します。耳を塞がずに使用できる骨伝導のワイヤレスヘッドセットです。Web会議を行う上でいいとこだらけでした。
こちらはメーカーさんにお借りして1か月ほど体験しました。めちゃくちゃ快適だったので自分でも購入予定です。もはや手放せない。
OpenComm(Amazon)
耳を塞がないメリット1:抜群に話しやすい
使ってみて一番感動したのはコレ! ほんっと話しやすい!
もともと、私はWeb会議をするときは、iPhone 8の頃に付属品でもらった「EarPods」を使っていました。
音楽を聴くときは耳を密閉するノイズキャンセリング機能つきのイヤフォンを愛用していますが、これWeb会議には全く不向きなんですよね。自分の発した声が自分の頭に響いて話しづらい。
ということで、長らく引き出しの奥で眠っていた「EarPods」の出番となったのです。コロナ禍でスタンダードと化したWeb会議で活躍してくれました。
でも、「EarPods」でも声量の調整が難しかったのです。特に周囲に人がいる場合が厄介。「私、バカでっかい声で話してないかな?」と気になってしょうがない。で、声のトーンを落としたら落としたで「こいつ、テンション低いな」と相手から思われるんじゃないかと不安になる。マジで無駄なことに脳のリソースを割いてました。
骨伝導の場合、耳を一切塞いでいないので、対面時と同じ声量で画面越しの相手と話せます。
口元から近すぎず遠すぎすの位置にあるマイクも便利。「OpenComm」を使うようになってから、聞き返されることも、なんか中途半端な表情で相槌を打たれることもなくなりました。「あのー、今なんか微妙なお顔してますけど、私の言ってること聞こえてます?」とか言いたくないんですよ。
ってことで、集中して打ち合わせに参加できる。もっと早く使えばよかった。
音質もいいです。昔の骨伝導イヤフォンを知っている人曰く「今って、こんなに音いいの!?」とのことでした。
耳を塞がないメリット2:耳が蒸れない
あたりまえだろって話なんですが「OpenComm」は耳を塞がないので、耳の内部が蒸れません。45分の打ち合わせだとしても、3件入ったら135分。音楽を聴きながらのワークアウトでも、なかなかここまで耳を塞ぎっぱなしにすることってないです。
「OpenComm」を使うようになってから「あー、今すぐ綿棒で耳をグリグリと掃除したい!」と思わなくなりました。あんまり自覚していなかったのですが、やっぱ耳は蒸れてたんですね。
ってことで、「OpenComm」は耳へのヘルシー度も高いです。
形状が独特なのでケースは必須
「OpenComm」はこんな形です。NFCペアリング対応なので、対応機種を持っている人なら超らくちん。
重量は33gで、実際に身につけると重さはまったく気になりませんでした。装着感はカチューシャに似ています。なので、カチューシャのあの軽い圧迫感が苦手な方は試着をおすすめします。
私はあちこちに出かけてWeb会議をするので、ケースがしっかりしていると安心して持ち歩けます。ケースそのものが軽いのも嬉しい。
充電ケーブルが専用のものなのが若干面倒ですが、60分充電すれば最大8時間はWeb会議で使用できます。また、急速充電にも対応しています。5分充電することで2時間使用できます。ズボラにも優しい。
自分の声を気にすることなくWeb会議に参加できるだけでこんなに気が楽になるのかと感動しました。ホント、もっとはやくに使えばよかった! Web会議って若干ダルいなーと内心思っている人、ぜひお試しください。
骨伝導、くすぐったくないぞ!
今回試用するうえで個人的に一番心配していたのは「くすぐったさ」でした。私は、幼少期からの身体的謎仕様で、後頭部あたりに振動を受けるとなぜか腰がくすぐったくなるんです。美容室でシャンプーを洗い流してもらう時に、ちょっと身悶えしてしまう。
で、「OpenComm」は音を伝えるために骨伝導を採用しています。骨を振動させて耳に音を伝えるので、これが万が一くすぐったかったら、Web会議の最中に腰を押さえながら話すことになります。会議っていうかレビューどころじゃないなと心配していましたが、大丈夫でした! よかった! 音量を最大にすると、さすがに若干くすぐったいですが、そもそも音量マックスで会議しないので気になりません。
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