ノンアルコールのビールテイスト飲料といえば、ドライバーや休肝日用の代打要員というポジションだった。しかし、昨今は健康意識の高まりもあり、休肝日の晩酌用以外に健康に気を使いたいときの選択肢にもなっている。そんな中、機能性表示食品の『キリン カラダFREE』がフルリニューアルして登場。お腹が気になりだしてきたアラサー記者がいただいてみることに!

 

■休肝日の晩酌のお供から、健康意識で毎日飲むという選択肢が定着したノンアル・ビールテイスト市場

2019年10月15日に登場したキリンビールの『キリン カラダFREE』(350ml・CVS店頭実勢価格 税込157円・発売中)は、お腹周りの脂肪を減らす効果が期待できる機能性表示食品。熟成ホップ由来苦味酸に体脂肪を低減させる効果があることを発見し、機能性関与成分として初めて商品化されたものだ。

成人の70%が気にしているお腹まわりの脂肪を減らしてくれるということで、臨床実験では1日1本を12週間飲み続けることで約17㎠減少することが明らかになっている。コロナ禍で85%の人が食や健康面の習慣が変化したと意識しており、ノンアル・ビールテイスト飲料市場の中でも機能性の商品が前年度比2倍の伸長を見せているという。

 

発売から2021年2月末までで累計5,000万本を突破するなど、健康志向の人の選択肢としての地位を確立してきた『キリン カラダFREE』。3月から順次切り替わったフルリニューアルでは、原材料の配合を見直してゴクゴクと飲める爽快感を増やし、すっきりとした後味を目指したとのこと。

パッケージもリニューアルされており、背面部分の1日の摂取目安量がわかりやすく表示されるように。パッケージ下部のゴールドの濃度も調整されているので、旧製品が手元にある方は見比べてみると面白いかも。

カロリー・糖類はゼロ。そしてノンアルコールなので、もちろんアルコール度数も0.00%である。この辺りももはやゼロで当たり前になりつつあると感じる。

コップへ注いでみると、ビールテイスト飲料なので当然ビールのようなシュワシュワ感。健康に気を使いつつも気分だけでもビール感を味わいたいなら、コップに注いで飲むことをオススメする。

ビールほど泡ができるわけではないが、しっかりと注ぎきって飲んでみることに。口当たりとしてビールというよりは発泡酒に近いが、嫌な後味がなくスッキリとした飲みやすさが好印象。晩酌のお供としてもいいが、お風呂上がりなどにゴクゴクといただきたい味わいだ。

 

晩酌にビール、そして休肝日にはノンアルで。という楽しみ方もありつつ、健康のために1日1本を美味しく飲むという新しいスタイルに適した味わいになっていると感じた。もはやビールの代打ではなく、健康飲料としてのスタメン起用が当たり前になっているのだろう。なのでビールは普段飲まないという人も、ぜひ手に取ってみてほしい。

『キリン カラダFREE』は全国のスーパーやコンビニなどで購入可能。毎日飲んでこその商品なので、箱買いした方がよいのかも。