6回10奪三振で今季2勝目を挙げた大谷翔平【写真:AP】

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マリナーズ戦で6回2失点と好投、今季2勝目

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場。6回4安打2失点で今季2勝目を挙げた。今季最多タイとなる10奪三振の映像をMLBが公開。キレのいい直球と落差の大きいスプリットなどに、米ファンからは「アニメのキャラ」「ミットの音が良い」などと反響が寄せられている。

 打者のバットが面白いように空を切った。大谷の全10K。まずは視界から消えるような落差のスプリットでこの日最初の三振を奪うと、3番の左打者シーガーには外角に逃げながら落ちる85マイル(約137キロ)。フランスも続けて3者連続三振だ。ここから高めに伸びる最速97マイル(約156キロ)の直球などを組合せ、次々と空振りを奪う。見事な奪三振ショーだった。

 大谷が奪った全三振映像を、MLB公式ツイッターが公開。「無四球10奪三振 ショウヘイの球はエゲツない」と文面につづった。米ファンからは「ルースはアメリカのオオタニ」「彼はDHじゃなくて投手なんだよな」「ミットに収まる音が良い」「彼のスプリットはマジでやばいな」「アニメのキャラが現実世界にいるようなもの」「四球を許さなかったが、四球を選んでいるのが面白い」「最高のオールラウンドプレイヤー」などとコメントが書き込まれている。

 打っては2打数無安打だったが、1四球を選んだ大谷。好投でエンゼルスの3-2の勝利に貢献した。今日5日(同6日)は、マリナーズの先発・菊池雄星との“花巻東対決”が注目される。(THE ANSWER編集部)