東京フリーランスは5月13日、「プログラミング学習」に関する調査結果を発表した。調査は4月19日~22日、全国のプログラマー1,050名を対象にインターネットで行われた。

プログラミング学習時に、挫折や行き詰まりを経験したことはありますか?


「どのようにしてプログラミングスキルを身に付けましたか?」と質問したところ、「独学」(38.4%)、「企業研修」(22.9%)、「小人数のスクール」(16.8%)が上位となり、プログラマーの4割近くが「独学」でスキルを身に着けていることが明らかに。

そこで、「プログラミング学習時に、挫折や行き詰まりを経験したことはありますか?」と質問したところ、8割以上の方が「はい」(80.2%)と回答。具体的には、「エラーを解決できなかった時」(46.2%)が最も多く、次いで「分からないことを質問できない時」(34.8%)、「モチベーションの維持が難しい時」(31.2%)と続いた。

プログラミングスクールに通うメリット/プログラミングスクールで重視すべきだと思うポイント


プログラマーの多くが独学で学習し、同時に、挫折や行き詰まりを感じていることがわかった。「挫折したり行き詰まったりしないためには、プログラミングスクールに通う必要があると思いますか?」と質問したところ、「絶対に通うべき」は19.7%、「通った方がいい」は46.6%となった。

プログラミングスクールに通うメリットを聞くと、「分からないことを質問できる環境がある」(44.0%)、「独学よりも効率良くスキルを習得できる」(28.4%)、「現場で役立つスキルを身に付けられる」(28.0%)が上位に。

また、プログラミングスクールで重視すべきだと思うポイントを教えてもらったところ、「質問ができる環境」(25.6%)が最も多く、次いで「十分な学習カリキュラム」(20.1%)、「短期間で習得」(卒業)できる」(13.8%)と続いた。

独学で挫折しないためのコツや勉強法を教えてください


最後に、「独学で挫折しないためのコツや勉強法を教えてください」と質問したところ、「プログラミング学習をサポートする人を見つける」(プログラマーの友人など)」(24.2%)、「オンラインの学習サイトを利用する」(19.4%)、「技術書を読み込む」(16.4%)が上位に並んだ。