帯結び

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mami_BLA’N’RED(ブランレッド)_熊本(@blanred)さんがTwitterに投稿した「エヴァ初号機」が2.7万件以上のいいねを集めている。この「初号機」とは、なんと着物の帯で表現されたもの。しかも着物の色合いともしっかりマッチしていてカッコいい。

Twitterユーザーからは「背中に背負う初号機かっこいい!」「何をどうやったらこんな結び方ができるんですか…すごい」と絶賛する声が届いている。

威厳すら感じる「初号機」

mamiさんは一級着付け技能士の資格を持つプロの着付け師で、普段はフォトスタジオや着物レンタル店などで着付けを行っているという。プロの技が見せてくれた「初号機」をどうやって結んだのかなど、詳しいお話をうかがった。

ーー「エヴァ初号機の帯」を結んでみようと思ったきっかけは。

実は初号機より先にサキエルを作っていて、その後、初号機にもチャレンジしてみようと思った次第です。

ーー使われた帯について教えてください。画像を見る限り、2枚の帯を使っているように見えますが…。

これはRumi Rock Store(@rumirockstore)さんという着物浴衣ブランドの「ギラヘコ」というメタリックな兵児帯(へこおび)です。裏表で色が違います。ですので、使用したのは一枚の帯です。

帯結びは、いつも自分が持っている帯の中から選びます。この色合いの帯を持っていなければ、初号機は作っていませんでした。

ーー「初号機」のツノの部分などは、どうやって作られているのでしょうか。

ツノは帯の端を筒状に丸めて輪ゴムで留め、着付けの道具である三重仮紐とコーリンベルトで角度をつけ、体に沿わせています。

 

振り袖の帯結びなどに使われる道具。ピンクのベルトがコーリンベルト、白いものは三重仮紐の一例(Amazon.co.jpより)

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