女優の矢沢心が、TOKIOの長瀬智也が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『俺の家の話』(毎週金曜22:00〜)の第8話(12日放送)にゲスト出演することが11日、明らかになった。

長瀬智也矢沢心


長瀬と脚本の宮藤官九郎氏がTBSの連続ドラマで11年ぶりにタッグを組んだ本作は、濃すぎる家族が織りなす、まったく新しい形のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の大黒柱として、次々と一家に降りかかる困難に立ち向かう。そして、謎の女性介護ヘルパーを巻き込みながら、家族と一致団結し、一家をまとめていく。

このたび、今夜放送の第8話に矢沢心がゲスト出演することが決定した。長瀬とのドラマ共演は橋本千秋役で出演していた『池袋ウエストゲートパーク』(『IWGP』)以来21年ぶり。長瀬、矢沢、そして先日ゲスト出演が発表された佐藤隆太と、当時の若者を熱狂させた『IWGP』のメンバーが顔を揃えることとなった。

現在、矢沢は3児の母として子育てをするかたわら、ママタレントとしても活躍。主婦や子どもを持つ親たちから人気を博している。ドラマ出演は、2017年に放送された『コウノドリ』以来、約4年ぶりとなる。今回矢沢が演じるのは、長瀬演じる観山寿一に大きく関わる看護師役だ。

矢沢は「久々に宮藤官九郎さんの脚本を読ませていただき、面白いなと感じたのが率直な感想でした。こんな感じに演じようかなと思っても、官九郎さんならこんな感じかな、と思えることがとても楽しかったです。『池袋ウエストゲートパーク』チームの現場の雰囲気が変わらずあたたかくて、心地良い空気感を味わいました。同級生に会っているような感覚で21年ぶりとは思えませんでした」とコメント。

「長瀬君は、ナチュラルで緊張させないよう現場の空気を作ることがとても上手です。やりづらさがある苦手なシーンでも全て拾ってくれるのでアドリブ力が必要なのですが、いつの時もとても楽しく演じさせてもらいました。こんな役者さんってあまりいないと思います。人を緊張させず、人間味を思う存分カッコつけずに出してくるもんだから『池袋ウエストゲートパーク』も、あんなに結束力が強かったのだと思います。寿一の行く末を私も楽しみにしています」と語っている。

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