ミランで「奇妙な背番号」を背負った12人のスター
イタリアが誇る世界的クラブ、ACミラン。
ここでは、奇妙な背番号を背負った選手たちを取り上げてみる。
2番:タイ・タイウォ

かつては世界最高クラスの破壊的左足を持っていたナイジェリア代表左サイドバック。マルセイユ時代には中田浩二ともプレーしている。
パオロ・マルディーニの3番が永久欠番になっていることもあってか、ミランでは背番号2を着けた。
5番:ジャコモ・ボナヴェントゥーラ

エレガントなタッチと相手の逆をとるプレーで優位に立つ、アタランタ下部組織育ちのテクニシャン。
アタランタでは10番を着けたように10番タイプの選手だったが本田圭佑ともプレーしたミランでは5番を着けた。今季移籍したフィオレンティーナでも5番を選んでいる。
8番:マルセル・デサイー

フランス史上最高のディフェンダーとも称されるレジェンド。守備的選手ながら代表とミランでは背番号8をつけた。
190cm近い長身でセンターバックや守備的MFとして活躍。1998年ワールドカップ優勝も経験するなどフランス代表では通算116試合に出場した。
32番:デイヴィッド・ベッカム

サッカー界の伝説イケメン。
マンチェスター・ユナイテッドでは7番だったが、ラウール・ゴンサレスがいたレアル・マドリーでは23番に。その理由は、マイケル・ジョーダンの大ファンだったため。
33歳で加入したミランでは32番を着用。ちなみに、ミランの32番はクリスティアン・ヴィエリやクリスティアン・アッビアーティも着けたことがある。
33番:チアゴ・シウヴァ

かつての「世界最高センターバック」。 ミランでは一貫して33番を着用し、PSGでは2番を着けた。
身長は183cmながら、ミラン練習初日にパオロ・マルディーニが「あいつのジャンプはまるでバッタのようだ」と驚嘆したのは伝説だ。
63番:パトリック・クトローネ

ミランのプリマヴェーラで育成されたストライカー。ゴールへの嗅覚を武器にするタイプで一時は救世主的な活躍を見せた。
「父の生まれ年だから」という理由でミランで63番を選んだそう。その後、ウルヴスでは10番、バレンシアでは11番を着けている。
70番:ロビーニョ

レアル・マドリーやマンチェスター・シティでは10番を着けてプレーしたブラジルの元至宝。
背番号7に愛着を持っているが、ミランでは最初の2年間は70番を着けた。
「7番でプレーするのが好きだったけれど、欧州のクラブではそのチャンスがなかった。ミランでもそうだった、アレシャンドレ・パトがいたからね。だから、70番にしたんだ」というのが理由。
ちなみに、コロンビア人FWカルロス・バッカもミランで70番を着けた。
73番:マヌエル・ロカテッリ

ミランのプリマヴェーラで育成され、アンドレア・ピルロ2世として期待されたMF。
73番を着けたミランではサッスオーロ戦の73分にセリエA初ゴールを決めた。サッスオーロに所属する現在も背番号は73番。
「僕はサッスオーロ戦でゴールを決めた。ここに来る運命だったのかもね。73番を選んで、73分に初ゴールを決めた。これが運命じゃないなんて…」と語っている。
76番:アンドリー・シェフチェンコ

背番号7を背負ったミランでバロンドールを受賞するなど大暴れしたウクライナ人ストライカー。
2008年にチェルシーからローンで復帰した際、生まれ年でもある76番を選んだ。
当時7番を着けていたアレシャンドレ・パトは“返却”する意思を見せていたが、シェヴァ本人は「パトがそう言ってくれるのは嬉しいけれど、僕は76番でも70番でも77番でもいいよ。ミランのユニフォームに番号させ着いていれば十分さ」と語っていた。
79番:フランク・ケシエ

強靭なフィジカルを武器にミランの中盤を引き締めるコートジボワール代表MF。
11歳の時に亡くなった父の月命日が19日のため、アタランタ時代から19番に愛着を持っていた。
ただ、レオナルド・ボヌッチがミランに移籍した際に19番を譲った後は79番を着用し続けている。
ボヌッチが去ったことで19番に再変更するチャンスもあったが、「79番でいい感じなのと、何よりもすでに僕のユニフォームを買ってくれた人達にさらなる出費させたくなかったから」とそれを断っている。
80番:ロナウジーニョ

ブラジルが生んだスーパーファンタジスタ。
クラレンス・セードルフが10番を着けていたミランでは、生まれ年である80番を選んだ(1980年生まれ)。
当時アドリアーノ・ガッリアーニ氏は「我々は選手に背番号を譲ってくれと頼んだことは一度もない。リスペクトの欠如になる」と話していた。
その後、アトレチコ・ミネイロやフルミネンセでは母親の生まれ年である49番も着けている。
99番:ジャンルイージ・ドンナルンマ

弱冠16歳でミランにデビューし、17歳でイタリア代表にもデビューした神童GK。
まだ21歳の若さだが、すでにミランでの出場数は230を超えている。
ミランでは一貫して99番を着けているが、その理由は1999年生まれだからだとか。
彼の実兄であるアントニオもミランに所属しているが、1990年生まれの兄は90番を着けている。
ちなみに、ミランの99番は元祖ロナウドやアントニオ・カッサーノも背負った番号だ。
