最大で12試合の出場停止になる可能性が浮上しているバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケ【写真:AP】

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YouTubeのライブ配信で問題発言、最大で12試合の出場停止か

 名門バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが、最大で12試合の出場停止になる可能性が浮上している。

 スペイン紙「マルカ」などが報じている。

 ピケは先日、YouTubeのライブ配信に出演した際に、レフェリーに対する問題発言があったことで、スペインサッカー連盟の規律委員会が調査を行っているという。その発言は、常に敵対意識を隠さない宿敵レアル・マドリードが絡むものだった。

「前に元レフェリーから、85パーセントの審判はレアルが好きだと聞いた。どうすればレアルびいきの笛を吹かないでいられる? 無意識であるにしても、なぜ不公平が起こるのだろうか。レフェリーのプロフェッショナリズムに敬意を払っているし、ベストを尽くそうとしているのを知っている。しかし、疑わしい瞬間はくるんだ」

 この発言がスペインサッカー連盟による処分の対象になる可能性があるという。マルカ紙では、負傷離脱中のピケであるために「罰せられた場合に、どのような形になるか不明瞭」とした。一方で、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では、ピケについて「4試合から12試合の出場停止になるリスクがある」と報じた。

 バルセロナ愛にあふれるピケは常にレアルに対して、敵対的なライバル意識を発言でも隠さずにしてきたことで、舌禍事件も起こしてきた。再びその問題の渦中に身を投じてしまったが、スペイン連盟はどのような判断を下すことになるのだろうか。
(Football ZONE web編集部)