石森の新たな門出をライバルの近藤が激励。

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5月17日、エルドラド(ElDorado)が渋谷の人気クラブ、渋谷・club asiaで初の試合を行った。『PREMIUM BATLLE LIVE vol.0』と題し、エルドラド所属選手の殆どが試合に出場。新たなる試みで“プロレス界の黄金卿”を目指す。

大会のオープニングでは石森太二が登場。なんと突然のエルドラド退団を発表した。
今後、石森はNOAHレギュラー参戦を目指すべくフリーとして活動を行うという。これに対し、近藤は「最後に一夜限り組もう」とタッグ結成を呼びかけ、退団する石森のはなむけとした。

その、メインイベントではパイナップル華井も加えたトリオで登場した石森組。近藤との連携も飛び出すなど、影虎、佐藤秀、佐藤恵を相手に安定した試合運びで快勝!試合後には盟友・飯伏幸太も駆けつけ、石森を激励。更には、近藤が「ここはお前の家だ。いつでも帰ってこいよ」と熱いメッセージを贈った。石森は涙を流して、川畑代表らに感謝の意を伝えるとリングサイドのファンの声援に応え、リングを後にした。

■試合後の石森のコメント
「dragondoorが終わり、モチベーションも上がらずこのまままじゃいけないと思いました。NOAHに参戦してそう思うようになりました。エルドラドとNOAHの両立は可能だとは思いますが、勝負だと思い一本に絞って上がるしかないと思いました。必ずベルトをとってやろうと思います。スポット参戦からレギュラー参戦して、いずれはGHCジュニアにいかないといけない」

■試合後の近藤のコメント
「僕も石森と同じ苦しみをもった事もありますから。中途半端にやるよりは1回抜けてやってみろって感じですね。NOAHのベルトを巻いた時は、俺の世界ジュニアとダブルタイトルマッチをこのリングでね。行くんだったら思いっきりやってこいと。中途半端に帰ってはくるな。石森に限らず、他の選手も自分の意志でエルドラドを探すスタイルで良いんじゃないですか?」

■川畑代表の総括コメント
「石森が抜けるのは正直痛いですが、NOAH参戦は彼にとって絶対的にプラスになることなので”頑張ってこい”と。今回も実験という事でやらせていただきました。ソフト的には問題なく胸をはって提供出来ると思いましたが、ハード的に多少不安はありました。主立った宣伝も無く、この場所でこのお客さんの入りは成功かと思います。ただ、お客さんの誘導、立ってみて良いのか、座ってみて良いのか等のそういう部分を改善していかなければならないと思います。次回は6月13日にまたclub asiaで行います」

エルドラド・オフィシャルサイト


エルドラド『PREMIUM BATLLE LIVE vol.0』
5.タッグマッチ
○石森太二
近藤修司
パイナップル華井
16分24秒
ウラカンラナ
影虎
佐藤秀
佐藤恵×
4.シングルマッチ
○大鷲透9分41秒
体固め
※ダイビングボディプレス
ミラニート・コレクションa.t.×
3.3WAYマッチ
○マンゴー福田6分43秒
体固め
※ファイナルフラッシュ
高木“JET”省吾
キング・ポゴタ×
2.シングルマッチ
○卍丸9分49秒
体固め
※卍丸落とし
清水基嗣×
1.タッグマッチ
○菅原拓也
“brother”YASSHI
12分44秒
体固め
※十三不塔
エル・ブレイザー
佐藤悠己×