川崎フロンターレMF三笘薫【写真:高橋学】

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Jリーグ公式YouTubeチャンネルが週間トップ10ゴールを公開

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルは18日から22日までの週間トップ10ゴールを公開した。

 1位には川崎フロンターレMF三笘薫の約70メートルドリブル独走アシストとなったFW小林悠のゴールが選出されている。

 まず、10位には鹿島アントラーズのファン・アラーノ、9位にはいわてグルージャ盛岡FWモレラトが選出。8位にはJ3セレッソ大阪U-23から。第29節ロアッソ熊本戦で、1点を追う後半7分に、父はJ2松本山雅FCの元日本代表DF田中隼磨、母にモデルのMALIAを持つMF新保海鈴が決めたJリーグ初得点となる直接FKが選ばれた。

 7位には名古屋グランパスのMFガブリエル・シャビエル、6位には東京ヴェルディFW端戸仁がレノファ山口戦で決めたこの日2点目がランクイン。5位にはY.S.C.C.横浜FWオニエ・オゴチュクウの一発が選ばれ、4位には“FK職人”の北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗が華麗な弧を描いてゴールに沈めた直接FKが選出された。

 上位の3位には浦和レッズMFマルティノスがヴィッセル神戸戦でDF山中亮輔の左クロスにダイレクトで合わせた豪快なゴールが入った。2位は名古屋MFマテウスが湘南ベルマーレ戦で約30メートルの位置から強烈な左足シュートを叩き込んだ先制ゴールが輝いている。

 そして、堂々の1位となったのは小林のゴール。この得点で圧巻だったのはノリに乗っている三笘だ。この日先制点を挙げた三笘は後半アディショナルタイム5分、自陣ゴール付近で味方のクリアボールを拾い、そのままドリブルを開始。左サイドのタッチライン際を駆け上がると、センターライン付近で食らいつく相手MF渡辺皓太を振り切り、カバーに来たDFチアゴ・マルチンスの逆を突いて一瞬で抜き去る。そして、最後は右側からDF畠中槙之輔が寄せてきたところで右足アウトサイドで中央に出し、小林のフリーのシチュエーションを作り出した。約70メートルをドリブルで駆け抜け、絶妙なアウトサイドキックでダメ押し弾をお膳立てしたプレーを、Jリーグ公式YouTubeチャンネルはタイトルに“異例”の「止まらない三笘薫! 66.8mドリブル独走アシスト」と称している。

 ファンからも「三笘の印象が強すぎて小林のゴールってのを忘れてしまう」「三笘のドリブルえぐすぎる」「三笘選手のドリブルとんでもない!」「今年三笘がMVPでええんちゃう?」と絶賛のコメントが寄せられた。今季ルーキーながらすでに12得点している三笘。その活躍は誰もが納得するもののようだ。(Football ZONE web編集部)