いよいよ受験シーズン到来。10代のためのラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」では、毎週金曜日に受験生と電話をつなぎ、その意気込みや悩みを聞くコーナー「応援部 宣言メイト supported by カロリーメイト」をお届けしています。

10月23日(金)の放送では、パーソナリティで応援部顧問のこもり教頭とさかた校長が、「志望校を国立1本に絞り、合格しないと進学を諦めなければならない」という高3男子生徒にエールを送りました。



このコーナーでは、頑張っている受験生を応援すべく、受験にまつわる宣言「宣言メイト」を募集しています。“夢に一歩近づくために、絶対にあの大学に合格します!”……そんな生徒の志望校への想いに、さかた校長とこもり教頭が直接話を聞き、受験生の後押しとなるように、精一杯、背中を押していきます。

【リスナーの宣言:志望校の国立1本じゃないと進学をあきらめないといけないので、絶対に合格します!】

こもり教頭:なんで1本勝負なの?

リスナー:コロナ禍によって、ちょっと家計がピンチになってしまって……。もし落ちたら就職しないといけない、という状況に陥ってしまっています。

こもり教頭:そうか、今の世の中だからね。すごい不安定な状況でもあるから、そういう意味では、ご家族とも話して“1本で勝負しようか”という話になったっていうこと?

さかた校長:“受けるのも1校だけ”みたいな感じか?

リスナー:そうですね。前期が駄目だったら後期は受けるんですけど、まぁ1本ですね。

さかた校長:それはなかなかリスクが高いもんね。

リスナー:はい。

こもり教頭:今はもう行きたい大学が決まっているってことでしょ? そこの大学に行きたい理由は明確にあるの?

リスナー:家計のこともあるんですけど、家から通えて、自分は高校の社会の先生になりたいんですけど、それが叶えられるのが近くの大学だったらそこだけなんです。なので、そこに行きたいと思っています。

こもり教頭:なるほど。“社会科の先生になりたい”っていう夢はいつ頃から持ってる夢なの?

リスナー:中学生ぐらいの頃から思ってはいたんですけど、高校になってまたいい先生と出会って、そこで“なろう”と決めました。

こもり教頭:じゃあ本当に学生生活をかけて、自分が実現させたい夢っていうことだ。そういう想いもあるから、絶対に受かりたいよな!

リスナー:はい!

こもり教頭:今、どれぐらい勉強をやってるの?

リスナー:平日は5時間とかで、休日は10時間ぐらいするようにしています。

こもり教頭:うわーー! するようにしてるんだ。

さかた校長:すごいなー。だって“平日の5時間”っていうのも、学校の授業以外のところの5時間だろ?

リスナー:朝5時には起きて、1時間やって、学校が終わってから4時間はするようにしています。

さかた校長:じゃあもう本当にあとは寝るだけだもんね。その感じだとご飯の時間も短いだろうしな。

リスナー:はい。

こもり教頭:何教科ぐらいやってるの?

リスナー:受験科目が10科目なので、そこをできるだけ均等にするようにしてます。

さかた校長・こもり教頭:10科目!

こもり教頭:俺は今の“平日5時間で休日は10時間やるようにしてる”っていうのを聞いて、それでも“すごい頑張っているな”って思うけど、正直、10科目でその時間だったら、自分のなかで“足りなかったな”って思う日もあるんじゃない?

リスナー:そうですね。まだ“あー、これもやらないとな!”って思いながら、“でももう寝よう”っていう日もあったりして。

さかた校長:振り分けというか、10科目も受けないといけないから時間をどう使うかが1番難しいよな。

リスナー:はい。“苦手な教科はあんまりやりたくないな”とかも思っちゃうし。

こもり教頭:そうだよね。得意な分野だったら、自分が向き合ってどんどん先にも進められるもんね。幅も広げられるしね。

リスナー:はい。

こもり教頭:確かに、そんだけ多く科目をやっていたら“悩んでる時間がもったいない”と思っちゃうよな。いま毎日勉強していて、悩みとかはあるの?

リスナー:まわりと自分を比べることをすごいやっちゃって、まわりに比べて“劣ってるな”とかを考え出したら、自己嫌悪におちいってしまって……。そういうところが悩みですね。

こもり教頭:なんで、まわりと比べるようになっちゃったのか、きっかけはあるの?

リスナー:小さい頃から、親に友達とか姉とかと比べられていたから、それが自分のなかに染みついちゃってる感じです。

こもり教頭:校長は3人兄弟じゃないですか。お兄ちゃんもいて弟もいるなかで、比べられたり比べちゃったりとか……、特に大学受験も経験されていて、こういう受験の時期って、まわりをすごい意識しちゃいます?

さかた校長:そうね。俺も進学校みたいなところで、まわりがみんな受験生だったから。それで、俺は部活を引退して夏から(勉強を)始めて、すごいスタートが遅かったから、明らかに(みんなと)遅れていて、心が折れる瞬間がずっとあったけど、“いつか追い越す日がくるだろう”という日を思って、同じようなレベルの友達と一緒にやっていたかな。

やっぱり、前に進み過ぎてる友達と一緒に勉強をしても、進み方のレベルが違い過ぎるからね。

こもり教頭:なるほどね。逆に“自分を追い込んでしまう”というパターンもあるかもしれないですね。でも俺は、まわりと比べて自分があーだこーだ言える、“自分の基準をしっかり持っている”っていうことは、すごくいいことだなと思う。いいことなんだけど、ただ“その後、どう思うか”“何をするか”っていうのが大事だと思うから、俺はすごく自信を持っていいことだと思うよ。

自己嫌悪になってしまったらなってしまったで、それが自分の基準値だから、“じゃあそこから何をするか”っていうのも、たぶんリスナーなら見つけ出せるんじゃない? だからそこまで気にしなくてもいいんじゃないかな、って今あらためて話を聞いていて思った。

――校長・教頭からのエール(カロリーメイトに書いたメッセージ)

◆さかた校長「比べるのは、好きな自分だけでいい!!」

さかた校長:今まわりと比べちゃって、“あ、自分は……”って思っているかもしれないけど、そもそも比べなくてもいいし、何なら、“昨日の自分より今日の自分!”ってなると、しんどいときが絶対にくるから。

比べていいのは、自分が1番好きな瞬間の“わー、俺今日、あの勉強が進んでいい点とったなぁ”みたいな。あのときだけを思い出して、“あのときにどうやったら近づけるかな?”って比べるのはいいと思うんだよ。まわりだったり、自分とマイナスなことで比べることは一切いらないなと思っちゃう。

◆こもり教頭「ひきよせろ!! 自分の叶えたい夢を!」

こもり教頭:最近いろんな人と話をしていて、“引き寄せの法則”っていうのがあって。“自分が叶えたい夢を叶えたときに、何をしてるか”っていうのを思い続けていると、その思っていたことが引き寄せられて現実で起こる、っていう考え方があるんだけど、まさしくそれって“夢を叶える”とか“何かしたい”って思う自分の原動力になるな、って最近話しててすごく思う。

それで、中学のときから叶えたい夢があるんだったら、“夢を叶える”っていうだけじゃなくて、“引き寄せる”ほうがいいと思うの。(志望校を)1本で絞っているんだったら、より明確なイメージができると思うんだよね。“この大学に行って、自分はこういう勉強をして、社会科の先生になっていく”までの過程を、ずーっとイメージし続けると、気づけばそれを現実に引き寄せられてるんじゃないかな。

叶えたい夢だったら、絶対に引き寄せて叶えちゃったほうがいいから! 折れずに頑張ってほしいなと思う。

リスナー:ありがとうございます!

こもり教頭:最後に、今の気持ちでも宣言でもいいから、あらためて聞かせてもらっていい?

リスナー:はい! やっぱり、志望校が国立1本っていう少ない枠ですが、自分の夢を引き寄せられるように、これから頑張っていこうと思います!

こもり教頭:応援してるぞ! 掴み取れ!

さかた校長:頑張れ!!

リスナー:ありがとうございます!



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聴取期限 2020年10月31日(土)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭

放送日時:月〜金曜 22:00〜23:55

番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/