「本来はあっけらかんとした性格」と明かした木村佳乃

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女優の木村佳乃は、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』にこれまで不定期で4回出演している。よくある映画やドラマの宣伝のための女優枠ではなく、同番組のファンだった彼女が自らの希望で出演したものだ。16日放送のTBS系『A-Studio+』にゲスト出演した木村は、なぜ『イッテQ!』に出演したいと思ったのか、出演後の反響などを語った。

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木村佳乃は2015年新春に放送された『世界の果てまでイッテQ!』に出演したが、2016年3月21日の『しゃべくり007×1分間の深イイ話「女が憧れる女性」合体SP!』で『イッテQ!』出演前に夫・東山紀之からアドバイスがあったことを明かしている。この時は本格的なバンジーシャンプや蛾の炒め物の試食、ほっかむり姿で熱湯風呂への“伝統芸”にも挑戦するという女優であっても手加減なしの内容だった。

『イッテQ!』では毎回、出演にあたってNG項目の調査があり、できないものにはチェックを入れるようになっている。危険な項目も少なくなかったことから夫の東山に「どうしたらいい?」と相談したところ、「なに言っているんだよ、全部やるんだよ!」と夫としてではなく同業者としての厳しい言葉が返ってきたという。こちらから出演を希望したにもかかわらず“コレができない、アレができない”と注文をつけるなら、最初から「出るな」と言い渡されたそうだ。

それでも木村は「女優の仕事に支障が出る恐れ」がある“ストッキング相撲”の項目だけにこっそりチェックを入れたという。以降の同番組出演の際には、肌色の股引き一丁で出ることにNGを出している。この判断に『イッテQ!』で木村と一緒にロケに参加している大島美幸(森三中)は、『A-Studio+』のインタビューで「あの人(木村)はNGないけど、肌色の股引きだけは絶対にはかない。牛の尿は飲むのに、肌色の股引きはNGって境界線が分からない」と語った。

そもそも、なぜ木村佳乃は『イッテQ!』に出演したいと思ったのか。それについて彼女は2011年11月に生まれた長女の妊娠中を振り返っている。ドラマだけでなく、バラエティなど様々なテレビ番組を見ているうちに「家族や子供も楽しんで見られる番組にあまり出たことないな」と気付いたという。その中で特に興味を惹かれたのが『イッテQ!』で、子供にも人気があることから「出てみたい」と思うようになった。事務所の社長にこのことを伝えると、すぐに日本テレビの上層部に掛け合ってくれてトントン拍子に出演が決まったそうだ。

木村の女優らしからぬ体を張る姿は毎回好評で、ドラマのロケに参加している彼女に「イッテQの人だ!」と小学生から声をかけられたこともあるという。木村は「今まで小学生の男の子に名前を言われることなかった」とその反響に驚きながら、子供たちが自分を見付けて笑顔でいてくれることがとても嬉しかったそうだ。本業はあくまでも女優だが、木村佳乃は「本来は、あっけらかんとした性格。楽しいことが大好きなので、なんかお茶の間の方に笑っていただきたくて」と出演した本意を嬉しそうに語っていた。

画像2枚目は『A-Studio+(Aスタプラス、Aスタジオ) 2020年10月14日付Twitter「今週10/16(金)A-Studio+は #木村佳乃 さん」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)