ドコモ口座の不正利用、被害総額2542万円へ 増加する可能性も
●被害の現状
今回の不正利用では、悪意ある第三者によって、被害者の銀行口座が本人とは関係ないドコモ口座(d払いで利用可能)に紐づけされ、不正に口座残高の引き出し(チャージ)が行われた。特に問題視されているのは、ドコモ口座が提携している35の銀行に口座を持っていれば、ドコモユーザーでなくとも被害にあう可能性がある点だ。
●不正チャージに対する対応措置
不正チャージに対する対応措置としては、銀行口座の新規登録の申し込み停止している。また、被害の申告に基づいて、不正利用が疑われる類似のドコモ口座の利用を停止し、被害の拡大防止を図る。補償については、銀行と連携の上、全額補償の手続きを開始した。
9月12日9時からは、「ドコモ口座を利用した不正利用についてのお問い合わせ窓口」を設置。通帳の明細に心当たりのない「ドコモコウザ」や「デイーバライ」からの引き落としがある場合に連絡するよう呼び掛けている。
●今後の追加対策
今回、ドコモ回線ユーザーには回線認証があり、ターゲットにされにくかった。一方、被害にあいやすかったのは、ドコモ回線を使っていないユーザー。ドコモ回線ユーザー以外は、メールアドレスによる認証でドコモ口座の利用を開始できたためだ。
NTTドコモは、こうしたドコモ回線を利用していないユーザーの利用を想定した対策も強化する。まず、銀行口座登録時のオンライン本人確認(eKYC)、SMS認証を導入する。あわせて、銀行口座を登録済みのユーザーにも、改めてeKYCによる本人確認を実施する方針だ。また、各銀行と連携し、疑わしいチャージ履歴が検出された口座について、個別の対応を実施する。
ドコモ口座へのチャージや口座の新規登録の再開については、銀行側とセキュリティなどについて協議しながら検討していくという。
・ドコモ口座の不正利用に関する問い合わせ窓口
受付時間:9時〜20時
専用フリーダイヤル:0120-885-360
