ハメスがプレミア初上陸! エヴァートンと2年契約、“恩師”との再会実現

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 エヴァートンは7日、レアル・マドリードからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2022年6月末までの2年間となっており、1年間の延長オプション付き。背番号は「19」を着用する。

 現在29歳のハメス・ロドリゲスは、2014年のブラジル・ワールドカップで脚光を浴びる存在となり、大会終了後にモナコからレアル・マドリードへと加入した。背番号「10」を与えられ、加入当初は主力として活躍。しかし、徐々に出場機会を失っていき、2017年夏にバイエルンへとレンタル移籍した。

 バイエルンではプレーした2シーズン合計で、ブンデスリーガ43試合に出場し14ゴール15アシストを記録。それでも、バイエルンは同選手を買い取ることなく、2019年夏に再びレアル・マドリードへ復帰した。2019−20シーズンは公式戦通算14試合の出場にとどまっていた。

 エヴァートンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、レアル・マドリードとバイエルンでハメス・ロドリゲスを指導した経験がある。ナポリを率いていた当時にも獲得を画策していたと報じられるなど、同選手を高く評価している。

 ハメス・ロドリゲスは加入に際し、「偉大で、多くの歴史を持ち、そして僕のことをよく知ってくれている監督がいるクラブに加入できて、本当に、本当に幸せだよ。ここで多くのことを成し遂げることが楽しみだし、誰もが目指すものを勝ち取りたい」と喜びのコメントを残すとともに、「カルロ・アンチェロッティの存在が契約した理由の一つだよ。2つの異なるクラブで素晴らしい時間をともに過ごした。それがここに来た大きな理由だ」と、アンチェロッティ監督の存在の重要性を加入の理由として重ねて説明している。