友人に殺害された妊婦とその夫(画像は『The Sun 2020年9月2日付「HACKED FROM WOMB Woman carved open pregnant pal and stole her unborn baby after luring her to fake baby shower in Brazil」(Credit: @flavia.godinho.18/Newsflash)』のスクリーンショット)

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このほどブラジルで妊娠中の友人の命を奪い、非情にも刃物を使ってお腹の赤ちゃんまでも奪った女とその恋人が逮捕された。女は数か月前に流産を経験しており、赤ちゃんを奪うことしか頭になかったという。『The Sun』『7NEWS.com.au』などが伝えている。

ブラジルのサンタカタリーナ州カネリーニャで8月27日、地元に住むフラヴィア・ゴディーニョ・マフラさん(Flavia Godinho Mafra、24)の行方が分からなくなった。翌28日の午前9時頃、フラヴィアさんの夫が変わり果てた妻の姿を発見したが、妊娠36週に入ったフラヴィアさんのお腹にいるはずの胎児がそこになかった。

検視の結果、何者かがレンガでフラヴィアさんを殴った後、刃物を使って腹部から胎児を奪い取ったことが明らかになった。後に警察の捜査により、フラヴィアさんの友人である女とその恋人が逮捕された。

供述によると、犯人の女はフラヴィアさんをベビーシャワーで祝うという口実のもと、近所の廃墟となった陶器置き場に誘い出したようだ。そこで女の恋人がレンガでフラヴィアさんを攻撃し、地面に倒れた彼女の腹部から胎児を奪ったとのことだ。

女は犯行の動機について、今年1月に流産を経験しており、それからというもの「赤ちゃんを奪うことしか頭になかった」と供述している。また犯行は2か月前から計画していたとのことだ。

フラヴィアさんの遺体が見つかった現場には犯行に使ったと見られる刃物が発見されたが、警察で更に検視を行ったところ、亡くなった直接の原因は犯人が胎児を奪うために刃物で彼女の腹部を切開したことによるものだと発表している。

なお胎児は女の子で現在は同州フロリアノポリスの小児病院で治療を受けているが、順調に成長しているそうだ。

画像は『The Sun 2020年9月2日付「HACKED FROM WOMB Woman carved open pregnant pal and stole her unborn baby after luring her to fake baby shower in Brazil」(Credit: @flavia.godinho.18/Newsflash)(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)