大正〜昭和の時代に庶民の間で愛されていたひんやりスイーツ、アイスクリン。
いま私たちが普段食べているアイスクリームよりも乳脂肪分が少なめで、シャリシャリとした口当たりと、さっぱりした軽い味わいが特徴です。
低カロリーなのもうれしいポイント。家庭でも簡単につくれるので、レトロ気分を楽しんでみて。




卵と牛乳の素朴な味わい。アイスクリン

夏のおやつにぴったり。レトロ感がかわいい「アイスクリン」のレシピ



●アイスクリン




【材料(8個分)】

・卵黄 2個

・砂糖 40g

・コンデンスミルク 40g

・牛乳 400ml

【つくり方】



(1) ボウルに卵黄を入れて泡立て器で溶きほぐし、砂糖、コンデンスミルクを加え、よく混ぜる。



(2) 鍋に半量の牛乳を入れ、沸騰直前まで温める。火を止め、(1)に少しずつ加えてよく混ぜる。



(3) 残りの牛乳と(2)をジッパーつき冷凍用保存袋に入れ、空気を抜きながら口を閉じる。平らにして冷凍庫に入れ、一晩おいて凍らせる。



(4) (3)を常温に10分ほどおいて、少し解凍する。保存袋の上から手で細かく折って、大きめのボウルに取り出す。ハンドミキサー(またはフードプロセッサー)でよく混ぜる。



(5) (4)をフタつきの保存容器(あらかじめ冷凍庫に入れて冷やしておくとよい)に移し、再び冷凍庫に入れ、2時間ほど冷やし固める。スプーンですくって器に盛る。



[1個分85kcal]




<ポイント>


ハンドミキサーを使って空気を含ませるように混ぜると、なめらかな食感に仕上がる。

<撮影/有賀傑 料理/星谷菜々 取材・文/ESSE編集部>