要注意!脳出血と高血圧の関係とは?!
そもそも脳出血とは?
脳出血とは何らかの原因により脳の血管が破れてしまい、脳の中に出血を起こす病気です。
日本では脳卒中における脳出血の占める割合は20%程度といわれており、時には死に至ることもあるので注意が必要です。
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脳出血の症状は?
脳出血の症状は出血を起こした場所や出血量によって異なると言われており、多くの場合、頭痛、吐き気、嘔吐、片側の口角と手足の運動麻痺、感覚障害、呂律が回らないなどといった様々な症状が起こります。
ほとんどの場合、前触れもほとんどなく突然起こるケースがほとんどです。
脳出血の原因は?
脳出血の原因は主に高血圧です。
脳の中の細い血管は脆く、さらに血圧の負荷が強くかかる場所であるため、長期間の高血圧にさらされるとより一層脆くなります。
そして脆くなった血管の壁の一部に裂け目ができ、その部分にさらに圧が加わることで血管が破裂して脳出血を引き起こします。
脳出血の原因となる高血圧を防ぎましょう
肥満解消
肥満になると、酸素消費量の増加に伴う、心拍出量、循環血液量の増加で血圧が上がります。つねに体重をコントロールすることが大事です。
ストレスを溜めない
仕事や心配事によるストレスや過労、そして睡眠不足は、血圧を上げる大きな要因となります。
趣味に熱中したり、スポーツで気持ちのよい汗を流したり、十分な睡眠をとったり、つねに心とカラダのリフレッシュを心がけましょう。
禁煙
喫煙により末梢血管が収縮し血圧が上がります。また、タバコは虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)のリスクも高まります。
減塩
お塩は高血圧の人は1日6g、そうでない人でも10g以内に抑えましょう。
運動
コツコツと毎日続けましょう。まずは軽いウォーキングから始めましょう。
また、適度な運動を長く続けることで心肺機能を高めるメリットもあるので生活の中に習慣づけ、毎日続けましょう。
一般に血圧は、高齢になるほど高くなる傾向があります。
しかし、日本では、30歳代、40歳代の比較的若い世代でも、すでに約半数の人が高血圧の状態と言われています。
高血圧の状態を長期間放置していると、いきなり脳卒中や心筋梗塞を起こす原因にもなります。
命は助かっても、運動障害や言語障害が残りやすく、長期のリハビリが必要となることも少なくありません。
生活習慣病は、自覚症状が出る前から数値で知ることができるため、生活習慣の改善により病気になる前に防ぐこともできます。
具合が悪くなってからやっと病院へ・・・ではなく自分の身体は自分で守る時代です。
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[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。