アートは言葉の壁を越える 2月10日は「世界てんかんの日」
2月10日は「世界てんかんの日」。
国際てんかん協会(IBE)と国際抗てんかん連盟(ILAE)は、1997年に世界保健機関(WHO)とともに、グローバルキャンペーン「Out of the Shadows (てんかんを日陰から日向へ)」を開始。その後IBEとILAEは2015年に毎年2月の第2月曜日を「世界てんかんの日(International Epilepsy Day: IED)」に定め、各国の関連団体とも連携して世界中で啓発活動を行っている。
その一つはIBEによるアートコンテスト「International Epilepsy Day: Art Competition 2020」。てんかん患者が社会的に孤立しないよう、友情をもって支え合うというコンセプトのもと、「Friendship and Inclusion(友情と包摂)」をテーマとした作品を世界中から募集した。入賞作品は公式サイトで公開中だ。ウェブサイトは英文だが、アートは言葉の壁を越えるはずだ。
また国内では、日本てんかん協会が「世界てんかんの日」事業のサテライト企画として、東京タワー内のイベントスペースでてんかん啓発のためのパネル展示を行っている(フットタウン2F特設コーナー、2月11日までの10〜17時、入場無料)。
【参考】
International Epilepsy Day: Art Competition 2020 Results
(『世界てんかんの日』公式サイト: 2020年アートコンテスト入選作品ページ)
https://internationalepilepsyday.org/art-competition-2020-entries/
公益社団法人日本てんかん協会
https://www.jea-net.jp/
厚生労働省:「てんかん対策」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000070789_00008.html
医師・専門家が監修「Aging Style」