“21分”しか出番なかった日本の司令塔復活へ 2020年の柴崎岳に変化の予感
指揮官が代われば選手の起用法にも違いが出てくるものだが、スペインのデポルティーボで日本の司令塔が蘇るかもしれない。
スペインメディアが注目しているのは、今季よりデポルティーボでプレイする日本代表MF柴崎岳だ。スペイン2部の下位に低迷するデポルティーボは、すでに今季2度の監督交代をおこなっている。
1度目は昨年10月7日にファン・アントニオ・アルケラを解任し、ルイス・セサルが就任。それでも状況は好転せず、昨年末にルイス・セサルに代わってフェルナンド・バスケスが指揮官に就任した。
スペイン『as』は、「バスケスはチームとしてデポルティーボを変え、その過程で道に迷った選手を復活させようとしている。その1人が柴崎だ」と特集。10月20日のマラガ戦以降では21分しか出番がなかった柴崎がいきなり中盤のキーマンとなったのだ。
スペイン『ElDesmarque』も、ここまで柴崎のパフォーマンスが期待を大きく下回るものだったと伝えており、前半戦の内容は納得のいくものではなかった。それが指揮官交代で変わる可能性があり、柴崎が真の輝きを披露する時がきたのかもしれない。
2020年には東京五輪が控えており、柴崎には攻撃の構築に苦戦する日本代表を救うべくオーバーエイジでの選出を望む声もある。しかし、まずは所属クラブでプレイタイムを確保してコンディションを整えておくべきだろう。柴崎がクラブで活躍することは代表にとってもポジティブなものとなるはずで、2020年はさらに輝く柴崎を見たいところだ。
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