日本サッカー界は次々に若手の有望株が出てきています。そして彼らは若くしてヨーロッパに渡り、さらに成長していっています。

では若手選手が抜けたJリーグは魅力がないのでしょうか。27日の試合を見ていると、そんな考え方が間違っているとハッキリわかってもらえるでしょう。

J2リーグ、激戦の昇格レースで見せてくれたのはベテランの一振りでした。横浜FCvs東京Vの前半26分、41歳のベテラン中村俊輔が743日ぶりに決めたゴールは、目を見張るような一発です。



この得点には高い技術と経験値が凝縮されています。若手の勢いだけでは決められない、力強くてキックのお手本のような得点でした。

26日のルヴァンカップ決勝でも、38歳の中村憲剛がいぶし銀の活躍を見せ、リーグ戦では39歳の遠藤保仁が出場するとたちまちチームの中心核になっていて、36歳の今野泰幸も衰えを見せません。もちろんトップには52歳のカズさんがドンと構えています。

彼らの年齢ではもう海外に行くことはないでしょう。ですがベテラン選手たちが見せる円熟した技はまだまだ見る価値が十分にあります。どうしても若手選手にばかりがフィーチャーされますが、リーグの面白さは若手選手だけが作っているのではないのです。

かつて日本代表として活躍した面々は、今でもかつての輝きを見せてくれます。ラグビーや海外サッカーもいいけれど、ぜひJリーグにも足を運んでみてください。