ふんわりとした食感に誰もが魅了される「卵サンド」。

絶品卵サンドを味わえる都内の名店を一挙に紹介!全部味わってみたくなる逸品ばかりだ。



「玉子サンド」(イートイン1,050円税抜、テイクアウト1,125円税抜)※テイクアウトは前日までに要予約
出来たてが一番!イートインで食べたいあの名物『天のや』

手土産として人気の『天のや』の「玉子サンド」。テイクアウトで食べた事がある人は多いのではないだろうか?

しかし、この真の美味しさを楽しみたいならば、やはり昼『天のや』を訪れて店内で出来たてを味わって欲しい!



焼き上がった出汁巻き玉子をパンにのせる

昭和7年創業当時から提供を続ける「玉子サンド」。優しい味わいの出汁巻き玉子に、からしマヨネーズ、そして柔らかな食パン。

わずか3つの要素のみで構成されているにも関わらず、口のなかでこれらが一体となった時の美味しさは半端ではない。

特に重要なのは、火加減である。強すぎず、弱すぎず、玉子の状態を見ながら絶妙なタイミングで火から上げるのだ。

これは長年、玉子サンドを作り続けている『天のや』だから成せる技。



からしマヨネーズがいいアクセントに

そうして出来上がった出汁巻き玉子は、しっとりと柔らか。

テイクアウトしてもこの柔らかさが健在なだけに、出来たてで味わうと温かさとパンのふんわりとした食感も加わり一層美味しく感じられる!

ぜひ一度は店内で出来たてを味わってみて欲しい。




「玉子と野菜 サンドゥイッチ」(620円)
先代のレシピを守り抜く絶品サンドゥイッチ『はまの屋パーラー』

『はまの屋パーラー』と聞けば「サンドゥイッチ」が名物。再オープンした後も、前オーナーからサンドゥイッチのレシピを受け継ぎ当時の味を忠実に再現している。

サンドゥイッチに使われている食パンは、先代と同様の店から仕入れている。

この食パンが、しっとりと柔らかく何度でも口に運びたくなる優しい口当たりを生み出しているのだ。



好みの2種を組み合わせて注文できるのも嬉しい

なかでも人気は「玉子・サンドゥイッチ」。築地の玉子専門問屋から仕入れる玉子を使用。この玉子を1人前(8切)に4個使用し、卵、塩、味の素、牛乳で味付け。

注文が入ったところで1人前ずつ丁寧に焼き上げていく。この焼きの工程にも美味しさの秘密が隠されている。

空気をたくさん含ませながら、ふわふわになるように、絶妙な焼き加減で作り上げられるのだ。

こうして完成した「玉子・サンドゥイッチ」は、食パンの優しい口当たり、焼きたて玉子のふんわり感、そして玉子の熱でしんなりとしたレタスのほどよい食感、これら全てが一体となり最高のサンドゥイッチを構成している。



新有楽町ビル地下1階に位置

開業当時から、訪れる人の心を癒し続けてきた『はまの屋パーラー』。

これからも変わらぬ謙虚な佇まいで、大人がホッと肩の力を抜ける憩いの場を提供し続けてくれるだろう。




重厚感のあるウッド調の壁が特徴的な落ち着いた雰囲気
新感覚のガストロパブで味わう燻製卵サンド 『THE PUBLIC SIX』

ハイクオリティな食材を使った料理を提供する「ガストロパブ」を謳う『THE PUBLIC SIX』。

伝統的なパブフードを、厳選された国産食材を使ってアレンジしたオリジナルメニューが揃うのが特徴だ。



「燻製卵とロースハムのホットサンド」(1,100円)

そんな中で、気軽に食べられて旨い!と人気なのが「燻製卵とロースハムのホットサンド」。

スモークされた燻製卵は、香りもよくトロっとした半熟具合が絶妙!これを包むパンはカリッとして、具材とのコントラストも楽しい!


銀座のオアシス的な喫茶店の、名物サンドイッチ



お持ち帰りやクラブの出張でも人気の品だが、店舗でいただく出来立ては格別!
35年変わらぬ味を守り抜く!銀座のバックヤードを支える名店『みやざわ』

銀座で遊んでいる大人ならば、一度は必ず出会うであろう『みやざわ』のサンドイッチ。先代から現在のオーナー清水氏が35年前に経営を引き続く形で、コーヒー&スナックとしてオープンした。

なるべくお酒ではなく、食事を提供するお店にしたかったという清水氏の想いから、サンドイッチやオムライス、ハンバーグなど手軽に食べられる料理を充実させて開業したという。そのためメニュー内容から値段まで、ほぼ創業当時のままである。

ランチの時間帯はランチメニュー3〜4種類のみ。サンドイッチなどは16時以降に注文できる。



「たまごサンド」(900円税込)

食事メニューの出前も行う『みやざわ』は、銀座クラブでも御用達。 人気の「たまごサンド」は、多い日には1日100食出る。

タマゴの量に換算すると200個にも及ぶと言うから驚きだ。35年間変わらぬスタッフとともに、守り抜く優しい味わいは一度食べたら忘れられない。

その優しい味わいは、タマゴの混ぜ方にあるという。独特の粘りが出るように、黄味を潰しながら混ぜていき、白身はざっくりとスライサーでカット。

味付けはシンプルに、塩、コショウ、マヨネーズのみ。創業以来使用しているという板橋の『鈴木ベーカリー』から仕入れる無添加パンのふんわりとした食感が、タマゴの美味しさを引き立ててくれる。



「ハンバーグ目玉焼き付」(1,300円税込)、「ライス」(250円税込)、「味噌汁」(150円税込)。※ソースはデミソースと和風ソースの2種から選べる。柔らかいのに肉感もたっぷりのハンバーグ、「銀座米」を釜で炊きあげるライスにワンバウンドさせながら頬張っていきたい

オーナーの清水氏は「銀座のバックヤードとして、銀座の夜食を支えて行けたらという想いで35年間やってきました」と笑顔で語る。

銀座の夜とは、華やかなイメージがある反面、重要な仕事の接待や会食など勝負の場という側面もある。

そんな勝負に挑む前『みやざわ』の美味しい料理で胃を満たし、グッと気合いを入れてから向かう…というサラリーマンもいるのだろう。

そんな働く人を胃袋から元気にし、アットホームな雰囲気で癒してくれる『みやざわ』は、出前や手土産ではなく店の雰囲気も含めて楽しむべき場なのだ。




「タマゴカツサンド」(900円)
大阪で話題沸騰中の人気店がついに東京進出!『銀座サンド』

銀座7丁目という遊び慣れた大人たちが集う街に、2019年2月『銀座サンド』が誕生。

大阪・東心斎橋に本店を構え、姉妹店『北新地サンド』もオープンした大阪の大人気店が、ついに東京進出を果たしたとあって、既に話題沸騰中だ!

同店の人気NO.1のサンドイッチは2012年に発売を開始した「タマゴカツサンド」だ。

まず注目したいのは、タマゴカツの部分。揚げているとは思えないほど、中のタマゴが柔らかく、ふわふわ。まるでスクランブルエッグに衣を付けて揚げたような、唯一無二の食感がここにある。



出来たての断面を見ると、自家製マヨネーズがたっぷりはいっていることがよくわかる

味のポイントとなっているのが、カツを包むかのようにたっぷりと塗られた自家製マヨネーズだ。

甘みとコクを感じられる自家製マヨネーズが、口のなかでタマゴカツを合わさる瞬間、絶妙なハーモニーを生み出す感覚が堪らない。

水分量の多い柔らかなパン、そしてカリッとした衣、その後すぐに柔らかなタマゴと、交互に感じる違った食感がクセになる。1つ食べたら、2つ、3つと食べたくなる美味しさだ。



銀座7丁目に位置

夜の街へと繰り出す時、こんな手土産をもって行けば一目置かれること間違いなし。

必ず銀座の夜の定番となること間違いなしの新店『銀座サンド』は今がイキドキだ!




「釜たまうどん」(550円)
うどんだけじゃない!出汁巻き玉子ドックも絶品『麺散』

2018年9月に誕生した讃岐うどん専門店『麺散』。同店を手がけたのは、フィッシュバーガーの人気店『デリファシャス』の仕掛け人としても有名な岡田茂氏。

「デリファシャス」での経験から「多くの人が訪れてくれる人気店もいいが、やはり週に2、3度でも食べたくなるようなお店をやりたい」と思ったと語る岡田氏。

そこで考えたのが、原宿の真ん中で一杯450円の毎日通えるうどん屋を作ることだったという。



「出汁巻き玉子ドック プレーン」(750円)

同店を訪れると、もうひとつ気になるのが店先のキッチンカー『ONE』。ここで販売されているのが「出汁巻き玉子ドック」だ。

鰹の一番出汁を使用して作り上げる出汁巻き玉子を、キッチンカーで焼き上げ、パンにサンドし供するこの一品は、必食の美味しさ!

パンには甘醤油バターを塗ってから焼き上げ、ハニーマスタードソースを一緒にサンドすることで、主役の出汁巻き玉子と脇役のパンの相性をバチッと合わせてくれているのだ。



「明太子」(800円)

『デリファシャス』で培った主役とパンの相性を高めるためのソースの重要性を熟知した岡田氏だからこそ考案できた究極の一品と言えるだろう。

アツアツの出来たてを頬張ると、出汁巻き玉子のとろりとした食感に、すぐさまパンの甘塩っぱい醤油の香りと、ほんのり酸味と辛味を感じるソースが見事な一体感与えてくれる。

プレーンの他にも、「チーズ」(800円)、「明太子」(800円)、「九条ネギ」(850円)など5種類を用意。

ゆっくりとうどんを味わうもよし、ちょっと立ち寄って「出汁巻き玉子ドック」をテイクアウトするもよし。原宿に誕生した新たな『麺散』は、毎日でも通いたくなる名店になること間違いなしだ。


京都のあの人気店の味が、東京でも味わえるって知ってた?



大丸東京店8階に位置
京都で人気の老舗喫茶の味を東京で味わえる!『イノダコーヒ』

1940年(昭和15)創業の老舗喫茶店『イノダコーヒ』。京都市内に8店舗を構え、観光や出張で京都を訪れた時には、必ずここに立ち寄るという人も多いのではないだろうか?

そんな名店の味わいをそのまま楽しめるのが『イノダコーヒ 東京大丸支店』なのだ。

長い伝統によって培われた製造方法と職人のこだわりにより作り出されるオリジナルブレンドコーヒーの味わいはもちろん、ほっと寛げるレトロな趣のある店内に至るまで、そのこだわりを東京にいながら感じることができるのだ。



「タマゴサンド」(850円)

サンドイッチの中でも人気なのが「タマゴサンド」だ。

ゆで卵をクラッシュし、自家製マヨネーズとあえた王道のビジュアルで「タマゴサンド」が登場。

ゆで卵の食感をほどよく残したクラッシュ具合も絶妙で、キュウリを挟んだタイプと、挟んでいないタイプの2種を交互に味わうと、食感の楽しさが増していく。

見た目はボリュームたっぷりに見えるが、軽やかな自家製マヨネーズの味わいも手伝って、あっという間に完食できる。



昭和レトロな趣のある店内

大丸東京店の8階に位置し、眺望も豊かな『イノダコーヒ 大丸東京店』。

一人で珈琲ブレイクを楽しむもよし、モーニングやランチで名物料理を堪能するもよし。京都の名店の味わいをゆったりと堪能してみてはいかがだろう?




「タマゴサンド」(1,150円)
創業94年の老舗で味わう心温まる至極の逸品『香味屋』

大正14年創業の老舗『レストラン 香味屋』。初代料理長から現在の五代目料理長まで、脈々と受け継がれてきたレシピを元に供される料理は、ホッと心を和ませてくれるような品々ばかりだ。

『レストラン香味屋』を訪れたなら、ぜひオーダーして欲しいのが「タマゴサンド」だ。

注目すべきは、タマゴの柔らかさ。テーブルにトンと置かれた瞬間にその柔らかな食感が伝わり食欲をかき立てられる。



ついつい長居したくなるゆったりと配された客席

バター、塩胡椒を加えた卵液を熱したフライパンに流し込み、すぐに火から下ろしてスクランブルエッグを作るのだが、この完成のタイミングは3秒違えば食感が全く変わってしまうと言うのだから、職人技を感じずにはいられない。

パクリと頬張ると、バターの香り、柔らかなタマゴの食感、優しいタマゴの甘みが口いっぱいに広がっていき、口福感が押し寄せてくる。

長年多くの人に愛され続けた味を、歴代シェフが受け継ぎ守り続けている『レストラン香味屋』。大切な人と心温まるひと時を過ごせるだろう。


恵比寿の隠れ家の味も、絶品です!



清潔感は寿司屋の基本という父の教えを守り、オープンから10年以上経つ今でも、店内は隅から隅までまるで新店のような美しさを保っている
恵比寿の名店が手がける出汁巻きサンドに技あり『新割烹 恵比寿 かのふ』

恵比寿きってのグルメエリアである恵比寿南1丁目に位置する『新割烹 恵比寿 かのふ』。アラカルトも充実する同店だが、おすすめは「かのふコース」(1人前8,000円)。

供される料理ひとつひとつ全てが、じんわり心に響くような美味しさを放つ。

前菜として供される「季節の八寸」は、同店の実力を余すところなく堪能できる一皿といってもいいだろう。



「季節の八寸」※内容は時期により異なる

「季節の八寸」の中でも注目したいのが「出汁巻きサンド」。卵4個に対して150ccの出汁を入れて、焼き上げる出汁巻き玉子はひと口食べれば、出汁の風味が口いっぱいに広がる。

そして、パンの間には和辛子をベースにマスタードを混ぜ合わせたソースが潜み、味わいにアクセントをプラス。

これを食べたいと同店を訪れるファンも多いという一品である。「出汁巻きサンド」が食べたい場合は、予約時に相談しよう。




「ハンバーガー」(112g 1,100円、149g 1,330円、225g 1,870円)
優雅な時間が流れる老舗ハンバーガーレストラン『フランクリン・アベニュー』

五反田駅から徒歩8分ほどの住宅街の一角に佇む『フランクリン・アベニュー』。

オーナーの松本幸三氏は、5年間アメリカ・ロサンゼルスのレストランで本場のハンバーガーを学んだ後、1990年に同店をオープン。創業以来、常にグルメハンバーガーと言えば名の挙がると名店である。

店内に入るとすぐオープンキッチンからパティを焼き上げるジューという食欲そそる音が聞こえ、庭園を望む客席につくと、邸宅に招かれたような、ゆったりとした時間が流れ始める。



「エッグサラダサンドイッチ」(950円)

ハンバーガーと同様に人気があるのがサンドイッチ。 今回は「エッグサラダサンドイッチ」をオーダー。パンは、+100円でグラハムブレッドに変更も出来る上、トーストするかしないかも好みで変更可能だ。

パンの間にたっぷりとサンドされたエッグサラダは、卵の大きさによって、ゆで加減を微妙に変化させ、均一な茹で具合に仕上げるのが美味しさの決め手と松本氏。こちらもまた、ファンの多い名物のひとつである。



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