ダブルタップすると単語を選択できる

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―[デジタル四方山話]―

〜第67回〜

 iPhoneで文章入力する際、細かい操作でつまずくことがある。文字列の選択やコピー&ペーストが面倒だったり、カーソルの移動がしにくいなどと感じている人は多いのではないだろうか。実は、最新のiOS 13ではテキスト入力・編集機能が大幅に改善されている。既存の機能も含め、今回はテキスト編集機能をまとめて紹介しよう。

◆ダブルタップで単語、トリプルタップで文章…連続タップを使いこなせ!

 コピーする際は、まず文字を選択する必要がある。該当箇所を長押ししてメニューを開き、開始文字と終了文字を選択し、「コピー」をタップするのはちょっと面倒。単語であればその部分をダブルタップするだけで選択できるので覚えておきたい。トリプルタップするとその文章を、4回連続でタップするとその段落を選択することもできる。

◆新ジェスチャー機能「3本指操作」では何ができる?

 任意の文字列を選択する際は、最初の単語を長押ししよう。ぶるっと端末が震えて手応えを感じたら、そのまま最後の単語までドラッグすればいい。メニューがポップアップするので、「カット」や「コピー」「ペースト」を選べばいい。

 ここで、新しいジェスチャーが利用できる。2本指ではピンチインという指を狭める操作とピンチアウトという指を広げる操作があるが、この3本指版を利用する。3本指を広げてタップし、指をつまむようにくっつけるピンチクローズで「コピー」操作が可能になる。2回連続でピンチクローズすると、「カット」できる。逆に、3本指でピンチオープンすると「ペースト」が可能だ。

 最後の編集操作を取り消すなら、3本指で左にスワイプすればいい。編集をやり直すなら、3本指で右にスワイプする。3本指スワイプで手軽に元に戻せるのは便利だ。

 ジェスチャー操作が苦手なら、メニュー表示から操作することもできる。文字入力画面で3本指でタップすると、画面上部に最大5つのアイコンが表示される。アイコンをタップすることで、編集処理を戻したり進めるほか、カット、コピー、ペースト操作が可能だ。

 文字をタップするとカーソルが移動するが、単語区切りでしか移動できない。任意の場所にカーソルを動かして、文字を挿入したり、削除したい場合はスペースキーを長押ししよう。キーボードがライトグレイに変わるので、その部分をトラックパッドのようになぞればいい。テキストの任意の部分で指を離せば、カーソルを移動できる。

◆初期バージョンのバグはアップデートで解決

 1回の操作で得するのは数秒かもしれないが、今後の文章作成が効率的になれば、塵も積もって大きな時短につながるかもしれない。紹介した技の中に、頻繁に行う操作があるならぜひ活用して欲しい。

 もし、ゲームなどをしているのに、3本指タッチでメニューが表示されたりして邪魔になる場合は、iOSを最新のバージョンにアップデートしよう。初期バージョンでは、出なくていいところで3本指メニューが表示されてしまうことがあったためだ。すでに(9月28日14時時点)、バージョン13.1.1が公開されている。

―[デジタル四方山話]―

【柳谷智宣】
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2年前に海底熟成ウイスキーを扱う「トゥールビヨン」を立ち上げ、現在販売中