【前園真聖コラム】第265回「サッカー選手は痛いと言ってすぐ転ぶ?」
日本がアイルランドを破って、ますますラグビーワールドカップが盛り上がってきました。スポーツの魅力に溢れた戦いが続いていて、僕も興奮しながら見ています。
そんな中、ときどき聞かれる質問があります。それは「ラグビー選手はあんなに激しくぶつかってもすぐ立つのに、どうしてサッカー選手は軽い接触でも痛いと言って転がるの?」というものです。
僕は質問されるとまず「スポーツが違うので、比べるものではない」と答えています。そもそもラグビーは相手にぶつかりに行くスポーツで、あのタックルをサッカーでやったらファウルです。
ただ、確かにサッカーではちょっとしたコンタクトで大げさに倒れ、ファウルを取ってもらいにいくプレーがあります。南米では「マリーシア」と呼んで、個人戦術の一つにもなっていました。ヨーロッパ出身の監督でも、倒れてファウルをもらいに行くことを要求することもありました。
ですが、今はそんな人を欺(あざむ)く「シミュレーション」に対してかなり厳しくなってきたと思います。今後はVARの導入などでさらにファウルは取ってもらえなくなるでしょう。選手にしても、自分の演技が何度もVTRで繰り返されるのが嫌なはずです。
審判の見極める技術も上がってきていて、今はかなり厳しい接触プレーで倒れても、フェアなデュエルだと判断して流すケースも増えてきました。そのため選手も簡単には転ばないようになっています。
そうやって変わっては来ていますが、やはりラグビーの接触プレーは見ていてとても刺激になります。このラグビーワールドカップは、サッカー選手としても学ぶべきことは多い大会だと言えるでしょう。
そんな中、ときどき聞かれる質問があります。それは「ラグビー選手はあんなに激しくぶつかってもすぐ立つのに、どうしてサッカー選手は軽い接触でも痛いと言って転がるの?」というものです。
僕は質問されるとまず「スポーツが違うので、比べるものではない」と答えています。そもそもラグビーは相手にぶつかりに行くスポーツで、あのタックルをサッカーでやったらファウルです。
ですが、今はそんな人を欺(あざむ)く「シミュレーション」に対してかなり厳しくなってきたと思います。今後はVARの導入などでさらにファウルは取ってもらえなくなるでしょう。選手にしても、自分の演技が何度もVTRで繰り返されるのが嫌なはずです。
審判の見極める技術も上がってきていて、今はかなり厳しい接触プレーで倒れても、フェアなデュエルだと判断して流すケースも増えてきました。そのため選手も簡単には転ばないようになっています。
そうやって変わっては来ていますが、やはりラグビーの接触プレーは見ていてとても刺激になります。このラグビーワールドカップは、サッカー選手としても学ぶべきことは多い大会だと言えるでしょう。

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。