モデルで女優の馬場ふみか。そのナイスバディぶりから男性ファンの支持率が高いのかと思いきや、SNSなどを見ると女性層からの人気が圧倒的であることが伺える。「non-no」専属モデルなど、女性誌に登場する機会が多いこともその証拠。馬場自身の耳にも、女性からの熱い支持の声が届いているようだ。


Twitterのフォロワーは28万人超。「日々SNSで女の子がコメントをしてくれたり、街中で同年代の女の子から声をかけられたり。友達の妹や友達の親戚の女の子が私のファンで、携帯の待ち受け画面が私という話も聞きます。同性から支持されるのは凄く嬉しいこと」と喜ぶ。


好きな食べ物を聞くと「お肉が大好き!」と即答する飾らなさも魅力的。しかし“肉食”だとスタイルキープの苦労もありそうだが「焼き肉では肉だけを食べていれば太らない、という持論があります。肉の味が濃いから白米を食べがちだけれど、それこそが太る原因。私の焼き肉のルーティンはキムチ、ナムル、サラダ、そしてひたすらお肉。ホルモンやハラミもいいけれど、最近はロースにハマっています」と炭水化物摂取を控えるのがカギだ。


世間一般が好きな“あの料理”を食べなくても平気という利点が馬場にはある。「ダイエット中はラーメンを我慢しなきゃ!という人が多いけれど、私は幸いにしてラーメンがそこまで好きじゃない。この点は得していますね。朝方・夜中の炭水化物ほど恐ろしいものはありません。我慢してさっさと寝るのが健康のため」と実感を込める。


スポーツジム通いも必須かと思いきや「休日にジムに行くためにメイクして着替えをして…という工程が私には無理で。運動にも苦手意識があるのでジムまで辿りつけないと思います。ジムに入会しても、数回だけしか行かずに月謝を無駄にするタイプ」と照れ笑い。重要なのは自分の身の丈に合った方法論で「家にいるのが好きなので、テレビを見ながらマッサージをしたり、ちょっと体幹を鍛えてみたり。家にいるときの空いた隙間の時間にできるようなことで補っています。性格的に“ちょっとやろうかな?”の方が続く。無理は禁物」と素直に打ち明ける。


そんな自然体の馬場が理想的女性に挙げるのが、地元・新潟にいる還暦を迎えた実母。「単身赴任であまり家にいなかった父親の分まで、頑張って私たち姉妹を育ててくれた」と感謝を込めて「今年還暦なのに綺麗で可愛いし、友達とパーティーに出かけたり、旅行に行ったりとアクティブ系。日々を楽しんでいる姿が素敵」と憧れる。母とは仲睦まじく「毎回欠かさず作品を観て感想も教えてくれる。私から仕事の話はしないけれど、母は興味津々。家に泊りに来たときに勝手に台本を読むのは困るけれど…」と嬉恥ずかしの感情が入り混じる。


8月29日(木)からカンテレにて放送され、翌30日(金)から動画配信サービスU-NEXTで配信される『名もなき復讐者 ZEGEN』では、自身初の中国人役。杉本哲太演じる佐藤と偽装結婚する役どころだ。「今まで日本人しか演じたことがないし、文化も違うので“私で大丈夫?”と不安だったけれど、一人の女性として魅力を感じました。中国人というのが一つのキーワードだけれど、彼女自身の素敵な人間性を演じていこうと思いました」と心情を大切にした。


日本のマッサージ店で働いている設定で、施術シーンにも挑戦。「肩や背中、足のマッサージがメインでしたが、整体でマッサージしてもらうことはあるけれど、人をマッサージしたのは初めて。コリをほぐそうと施術している側の方が逆にコリそう。大変な職業だなぁと感じました」と実践して初めて知る世界があった。