7回1失点で10勝目を挙げた巨人・菅野=ナゴヤドーム(C)Kyodo News

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● 中日 2 − 5 巨人 ○

<19回戦 ナゴヤドーム>

 巨人の菅野智之が7回を1失点に抑え、3年連続となる2桁勝利を達成した。

 菅野は6回以外は毎回走者を背負う投球も、3回に併殺崩れの間に失った1点に抑えた。

 この日の投球に、東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された中日−巨人戦で解説を務めた権藤博氏は、「慎重になりすぎですよ。それが菅野の良いところなんですけどね。これだけのピッチャーなのに用心深いね」と菅野の投球を振り返った。

 また、今年の菅野について権藤氏は「去年までとトータルすると、疲れがあると思うんですよ。だんだん人から見る目のレベルもあがっていますから、それを裏切るわけにはいけないというのが強いと思うんですよね。だから慎重なピッチングになる。打ち取るときが本来の菅野ですけど、ちょっとピンチを迎えると悪いですけど、5位の中日でもリズムよくいかないですもんね。それでも、苦しみながら、考えながら投げても点をやらないのが菅野じゃないですか」と話していた。

(提供:東海ラジオ ガッツナイター)