PayPayが1000万ユーザーを突破、開始から10か月で
スマホ決済のPayPayは8月7日に登録ユーザー数が1000万人を突破したと発表しました。加盟店も100万店舗を突破し、競合ひしめくスマホ決済市場で勢力を拡大しています。

PayPayはソフトバンクとヤフー(Yahoo! JAPAN)の出資により設立された企業。店舗でQRコードなどを使って決済するコード決済のほか、Yahoo!やソフトバンクの支払い機能の一部も同社が運営しています。

2018年10月にサービスを開始し、同年12月の「100億円あげちゃうキャンペーン」で大いに注目を集めました。100億円キャンペーン実施時には不正利用などの問題もかかえていたものの、コード決済の認知度を飛躍的に高め、結果的に同社はキャッシュレス決済ブームの火付け役となっています。

その後、ソフトバンクグループらしい圧倒的なローラー作戦により、加盟店を精力的に開拓。キャンペーンでの認知度向上も功を奏し、小規模店舗への普及もあり、加盟店は8月8日時点で全国の100万か所を突破しています。決済回数も増加傾向にあるとしており、累計で1億決済を突破したと発表しています。
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