中国メディアは、「東京の満員電車がどれほど恐ろしいものなのか」、その実態を伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 東京の地下鉄などで見られる「満員電車」は、体験したことがない外国人にとってはなかなか想像しがたいもののようだ。中国メディアの今日頭条は17日、「東京の満員電車がどれほど恐ろしいものなのか」、その実態を伝える記事を掲載した。

 記事は、「東京の満員電車を体験すれば、中国の地下鉄のラッシュは朝飯前になる」と指摘し、中国と比較しても「日本のラッシュ時における電車の車内密度は常軌を逸している」と伝えると同時に、日本への旅行を考えているなら「ラッシュ時の電車には注意しなければならない」と指摘した。

 さらに、東京の通勤ラッシュを目撃した中国人の見解として「電車が到着するや否や、日本人は花に突進するミツバチさながら車内へ突っ込んで行く」と伝え、そのさまは「ギネス記録を目指して、どれだけ車内に入れるかチャレンジしているかのようだ」と伝えた。

 中国の都市部でも地下鉄は主要な交通手段となっており、もちろん通勤ラッシュもある。だが、中国人の想像をはるかに超える東京の満員電車の程度を伝えるうえで「ラッシュ時は隣の人の体温が伝わるほど密着する」、「匂いがきつくても離れられない」、「まるでサンドイッチの具になったように感じる」と形容した。

 もし旅行客が何の予備知識もなしに東京の満員電車に乗り込んだら大変な苦痛を味わうことになるだろう。それゆえ記事は「観光客として電車を利用する場合は朝8時から9時までのラッシュ時は極力避けるべき」だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)