育児ストレスを吹き飛ばす!ひとり時間のすごし方

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4月に娘さんが入園し、また新たな生活サイクルが始まったミキティ。
子どもたちが成長するにつれ、家事や育児と、仕事のバランスも少しずつ変化する中、貴重な“ひとり時間”をどのようにすごしているのでしょうか。

ミキティならではの、ちょっぴりユニークな“ふたり時間”のすごし方についても教えてくれました。


家事を効率よく片付け、自分時間を確保

子どもが赤ちゃんのうちは、「お母さんは24時間休みなし!」と感じるママが多いはず。ミキティもそんな時期を経て、お子さんたちは小2と年少さんに。

子どもたちを学校と幼稚園に送り出したあと、仕事に出かけるまでの数時間が、家事をこなしたり一息つける、ひとり時間になるようです。

「家では基本、掃除や洗濯、食事の準備などの家事を常にしています。特に仕事が忙しい時期は、どんなすき間時間もムダにしたくなくて、ずーっと動いてますね(笑)。1階と2階を行き来するときも、効率よく動きたいので、手ぶらじゃなくて必ず何かを運びます。

だから、息子がごはんを食べたあと、キッチンにお皿をさげるとき、一枚一枚持ってきたりすると、『何往復もしないで、一度に全部もってこい!』と思う(笑)。家事を効率よく終わらせて、自分の時間が確保できれば最高です。

余裕がある日は、午前中に運動してるか、友だちやだんなさんとランチしてるかのどちらかです。今通ってる暗闇ボクシングフィットネスはけっこうキツイので、少しでもテンションをあげるために、トレーニングウェアをステラ・マッカートニーのおしゃれで動きやすいもので揃えたり。動いたあとはスッキリするから、いいリフレッシュになってます」

アクティブに動くだけでなく、ときには体のメンテナンスも。

「家でヨガをしたり、たまにエステにも行きますけど、肩こりがつらいときにパッと行くのが、痛みの改善や姿勢の矯正をしてくれるコンディショニングルーム。筋トレとストレッチの指導やマッサージで、短い時間で不調を軽減してもらえるし、自分で体を動かして治すところが自分に向いてる気がします。あとは、月に一度、ネイルサロンに行くのもちょっとした楽しみかな」


うちはシエスタ制度をもうけてます(笑)

平日の朝は5時台に息子さんを起こし、6時半に小学校に送り出す毎日。その上、仕事は夜にかかることも多いミキティが、必然的にひとり時間にするようになった習慣があるそうです。

「家事の途中でも、あーもう気絶するぐらい眠たい!ってときは(笑)、スマホの目覚まし時計をセットして昼寝します。昼間の15〜20分の昼寝は、夜の睡眠の2時間分くらいの疲労回復効果があると聞いたことがありますけど、ホントにそうかも。シャキッとするし、夜も集中力が長持ちする。

あと、前の晩、遅く帰ってきただんなさんが、昼間はあいてるからデートしよう!でも今夜も仕事が長丁場…というときは、イタリアみたいにシエスタ(※)制度をもうけてます。

ランチのあと、駐車場に車を止めて、『ここで1回シエスタしよう』って、目覚まし時計をかけて2人で仮眠するんです。で、目覚ましで起きたら、『よし、生き返った。映画行くぞ!』みたいな(笑)。すると映画も楽しめるし、そのあとの仕事もがんばれます」(※食後の昼寝)


ママたちも、できる時間に好きなことをしよう♪

家事や育児を元気にこなすには、ひとり時間でリフレッシュしたり、疲れたら休むことが大切、とミキティ。

「子どもが学校や幼稚園に行ってる時間も、家のことをしてるとあっという間ですよね。でもママたちも、疲れたら昼寝しちゃっていいと思います。あと、どのママもそうだと思いますけど、ママって、自由になる時間が“すき間”しかないですよね。だからこそ、その時間に、やりたいことをやっていいと思う。

そのとき家事が終わっていれば理想的かもしれないけど、別に、毎日洗濯しなくたって、掃除機かけなくたって、どうってことないんだから(笑)。今日は掃除するのをやめて、友だちとランチしたり、欲しかった服を見に行ったりして楽しく息抜きできるなら、そっちのほうが大事。

家事に“こうしなきゃいけない”もないし、いい意味で適当なのがいちばんいいんじゃないかな(笑)。私はそう思います」


Profile­­藤本美貴
1985年2月26日生まれ。2001年歌手デビュー後、モーニング娘。として活躍。2009年にお笑い芸人の庄司智春さんと結婚。2012年に第一子の男の子、2015年に第二子の女の子を出産。産後ダイエットでヨガと出会い、インストラクターの資格を取得。毎週日曜17:25から放送の「ワクワク発見!ブリックキッズ」(東海テレビ)に出演中。

取材・文/浜野雪江 撮影/千葉 充 ヘア&メイク/太田年哉(maroonbrand) スタイリング/JURIKA.A