鬼才ジム・ジャームッシュ監督3年ぶりの新作となる『The Dead Don‘t Die（原題）』が2020年春に公開されることが決定した。

バス運転手の何気ない日常を切り取った『パターソン』と、伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫る音楽ドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』の2作を2016年に同時発表し話題となった鬼才ジム・ジャームッシュ監督。実に3年ぶりとなる本作は、今年の第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品＆コンペティション部門作品として上映され、長年インディペンデント映画界に君臨するジム・ジャームッシュがついにソンビ映画を手掛けたことでも大きな話題となっている。

キャストには、『パターソン』に続きアダム・ドライバー、本作でジャームッシュ監督と3度目のタッグとなるビル・マーレイほか、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローバー、イギー・ポップ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズという常連組から注目の若手まで、豪華な顔ぶれが集結。

アメリカの田舎町センターヴィルを舞台に、3人だけの警察署で働くロバートソン保安官（ビル・マーレイ）とピーターソン保安官代理（アダム・ドライバー）は、いつもの他愛のない住人のトラブルの対応に追われていたが、突如、街にゾンビが出現しだし思わぬ事態に巻き込まれていく…。日本でも大ヒットを記録した前作に続き主演に抜擢されたアダム・ドライバーとジャームッシュ組お馴染みのビル・マーレイのオフビートなバディ感にも注目だ。

映画『The Dead Don‘t Die（原題）』は2020年春にTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

Credit : Abbot Genser / Focus Features (C)2019 Image Eleven Productions, Inc.

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