『アベンジャーズ/エンドゲーム』国内最速上映に日本版吹替キャストが勢ぞろい!スペシャルスクリーニングイベント
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』スペシャルスクリーニングが25日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、米倉涼子、加藤浩次、竹中直人、内田有紀、山寺宏一、遠藤憲一、溝端淳平、秋元才加、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)が登壇した。
MCU作品で日本版吹替を務めた米倉涼子(ブラック・ウィドウ役)、加藤浩次(ロケット役)、竹中直人(ニック・フューリー役)、内田有紀(ワスプ役)、山寺宏一(スターロード役)、遠藤憲一(グルート役)、溝端淳平(ファルコン役)、秋元才加(マンティス役)、百田夏菜子(シュリ役)が勢揃いし、記念すべきスペシャルスクリーニングを祝った。
舞台挨拶前に行われたカーペットイベントに登場した9人は、マーベルカラーである赤をポイントにした衣装で登場。米倉は「前売りが日本の洋画史上一番という、本当にたくさんの人に期待されている作品に関わることができて嬉しいです。もう展開を言いたくて言いたくて仕方がないですが、明日からぜひ楽しんでください!」とあいさつ。遠藤は「涼子ちゃんがいるということは、絶対に“失敗しない”のでよろしくお願いします!」と、米倉の出演ドラマにかけて勝利を力強く請け負った。
劇場では、上映を今か今かと待ちわびるファンの熱気が溢れる中、舞台挨拶がスタート。予告編ですでに登場が判明しているブラック・ウィドウ役の米倉とロケット役の加藤以外は、本作での 自身のキャラクターが登場するか否かも重大なネタバレになってしまうというスリリングな状況の中、それぞれが映画史に残る超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』についての思いを語った。
最初に登場した米倉はまず、抽選で最速上映のチケットを獲得した観客に「どうやって抽選当たったんですか?私も見たかったです!」と素直な驚きを露わにした。前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でアベンジャーズに参加した加藤は「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でアライグマの依頼を頂いた時、ラスカルをイメージして『そんなかわいい役は合わない』と思ったら、凶暴なアライグマと言われまして。そんなロケットがアベンジャーズに参加すると思っていなかった。さらに『〜エンドゲーム』にも参加できているといことが本当に感慨深いです」、内田は「いつも友人に羨ましがられるので、幸せに思っています。美容院に行っても、レストランに行っても、最近会った友人にも言われました。だから今日は、皆さんと同じくらいこの作品を楽しみにしています」と、改めて規格外のシリーズに参加した喜びを爆発させた。
“私はグルート”の一言だけで会話をするという難役を演じてきた遠藤は「一言のセリフでこんなに何度も作品に参加できると思ってませんでした。がっかりさせない終わり方が待っていると期待しています」、山寺は「日本で最速でご覧になる皆さん!五千円で譲ってくれませんか?一万ではいかがですか?!というくらいウズウズしています」と笑いを交えて挨拶すると、溝端は「前作から1年、ずっと待っていました。2万円でどうでしょうか!」と乗っかり、さらに竹中も「声だけの出演ですが苦しいくらいドキドキしています。3万円、4万円、5万円で譲ってほしいけど、お金ないし…どうしよう!」とたたみかけ、会場の爆笑を誘うチームワークの良さをアピール。
超豪華メンバーが勢揃いという舞台挨拶について聞かれた山寺は「吹替版なのにすごいですよね。逆に声優の僕だけ浮いてるという(笑)。ここにいないけれど関わってきたたくさんの声優とも、現場で会うと『どうなの?どうなの!?』といつもアベンジャーズの話をしているくらい、声優にとっても憧れの作品なんです。今日は声優の代表として立たせていただいているのかなと思っています」と、他の多くの声優陣の気持ちを代弁した。
続いてMCから前作で消えてしまったヒーローは?と挙手を求められると、米倉と加藤以外全員が手を挙げ、半分どころか“ほぼ全員”が消えているという自体に会場は騒然。前作で消えていく自分のキャラクターを見て「切なかった」「涙が止まらなかった」と語り合うメンバーの中で一人、百田が「シュリは消えたのか残ったのか、わからない状態で終わったんですよ。だから、後から消えてしまったリストに入っていたのを見た衝撃が…」と、当時の心境を明かした。
7年前に公開された最初のシリーズ『アベンジャーズ』から参加している米倉は、本作でアベンジャーズが終わることについて「衝撃的で辛い。本当に終わるの?嘘でしょ!というイメージ」と話すと、内田や秋元も「本当に終わるんですか?」と懐疑的な雰囲気に。すると山寺が「『エンドゲーム』を観ないと平成が終わらない。あと数日しかないですけど、気持ち的には終わらない」と映画史に残る映画と、歴史に残る改元を絡めたコメントで会場を沸かせた。
マーベルファンである秋元は「ファンとして前回の最後を何度見ても泣いちゃう。最速でご覧になれる皆さんが羨ましいです。羨ましすぎてもう悔しいです(笑)!明日の深夜チケット勝ち取ったので観に行きます!」と宣言すると、同じファンである客席から拍手が。そして溝端は「予告が出た時から何度も一時停止して、誰が出ているのかを確認しました。でもMCUは予告で内容がバレないようにしているんですよね。だから大好きなキャップとアイアンマンの関係性がどう終わるのか、または始まるのか。男同士の友情や人間ドラマに注目しています」とファンならではの見どころを語った。
最後に、アベンジャーズを作ったニック・フューリーの吹替を担当した竹中が観客に向かって「エンドロールが終わるまで一番最後に何があるのかドキドキで、エンドロールが終わってもしばらく立ち上がれないと思うんですよね。それから、席を立って帰る皆さんの顔を見たいですし、それを考えるだけで胸が震えます」と語りかけ、盛大な拍手のうちに舞台挨拶は終了した。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国公開
(C)Marvel Studios 2019
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