「人が棚に向かうのではない、棚が人のもとに自律的にやってくるのだ……」ということで最新鋭の自律走行ロボットを利用した物流システム「Amazon Robotics」を国内で2番目に導入したアマゾン茨木フルフィルメントセンター(茨木FC)。「働く環境作り」にも力をいれている茨木FCには明るくデザイン性の高いカフェテリアや休憩スペースも設置されているとのことなので、実際にカフェテリア内部の様子を見てきました。

Amazon Robotics | Amazon.jobs

https://www.amazon.jobs/jp/teams/amazon-robotics

カフェテリアに到着。天井からは「ドライブ」という、倉庫の棚を背負って動かすロボットの模型がつるされていました。



さっそく中に入ってみると、食堂の飲食スペースは広々。白い長テーブルのサイドにはAmazonのロゴカラー/サイトカラーである黒・グレー・オレンジのイスが並べられています。



壁には大きな木のイラスト。「これからみんなで大樹を作り上げるのだ」という思いから、木の葉には茨木FCがスタートした当時のスタッフの名前とメッセージが手書きで書き込まれています。



さらに進むと、より広〜いカフェスペース。スクリーンが2台設置され、壁にはおなじみのAmazonのロゴが刻まれています。



反対側から見るとこんな感じ。



通常の食堂と同じで、券売機で食券を買うスタイルです。



日替わりメニューも多様で、昼食/夕・深夜にわかれており、「main A」「main B」「Don」「Noodle」「Curry」などがそれぞれ書かれていました。



180gのビッグチキンカツがのった究極カレー(500円)が気になるところ……。



麺類も「黄色いクリーミーカレーうどん」「黒胡麻担々麺」「紫キャベツと梅の赤紫うどん」「茶魚介豚骨醤油つけ麺」などバリエーション多め。かなりユニークなメニューが並んでいます。



またファミリーマートのロゴ入りの自販機もずらーと並んでいました。



サンドイッチや麺類のほか、パン・スイーツ・スープ・スナック菓子なども自販機で購入可能なので、自分の時間的余裕がどのくらいあるのかや、お腹のすき具合などでカフェテリア/自販機と使いわけることが可能なわけです。



以下が実際にカフェテリアで提供されているメニューの一部。これらのこだわりメニューは某食品メーカーがAmazon用にレシピ開発したものだそうです。



たとえば「FCカレー」は1皿200円。価格帯や健康面などに配慮したメニューになっているそうです。



シチュー&ごはん&みそ汁という定食や……





天ぷらそば定食っぽいもの。ただしお皿に天ぷらとそばが盛られていますがつゆはなく、ご飯とみそ汁がセットになっているというやや不思議な感じ……。



天ぷらはこんな感じ。



また窓際には貸し出しPCが置かれた席が並んでいました。



これが貸し出し用PC。電源も確保されています。



・つづき

ロボットが人に取って代わり働くAmazon最新の物流拠点、その労働環境は一体どんなものなのか? - GIGAZINE