地中に埋められたバイキング船がノルウェーで新たに見つかる

8世紀から11世紀ごろまで北欧を侵略した「海賊」と呼ばれる「バイキング」の特徴のひとつは彼らが使用していたとされる独特の形のバイキング船ですが、そんなバイキング船がほぼ完全な形でノルウェーに埋められていることが2019年3月に新しく発見されました。
Vestfold fylkeskommune - Ny skipsgrav fra vikingtiden funnet i Vestfold
https://www.vfk.no/aktuelt/vikingfunn/
https://phys.org/news/2019-03-archeologists-norway-rare-viking-ship.html
バイキング船の特徴と言えば、前端と後端が同じ形で細長くしなやかな船というのが一般的です。また、バイキングの時代は王や首長たちのお墓として古墳のように船ごと埋葬する習慣があったとされます。今回見つかったのもノルウェーのそういった埋葬地と言われる場所で、2018年10月にも過去最大級のバイキング船の陵墓がノルウェーで発見されています。

by Jo Fleet
今回の発見は地中レーダー探査によるもので、白黒のデータではあるもののはっきりと船の形を示しており、少なくとも全長15メートルほどの大きさがあると見られています。バイキング船が見つかったノルウェーのヴェストフォル県の文化遺産担当課長を務めるTerje Gansum氏は、「貴重な資料を傷つけない非破壊検査で調査を進め、発見に向かっていくつもりです」と喜びと意気を表しました。
ノルウェー文化遺産研究所の考古学者のKnut Paasche氏は、「どうしてバイキング船が独特の形状をしているのか、バイキングたちがどのように航海していたのかということを明らかにするために、私たちはもっとたくさんの遺産を発見しなければなりません」と述べています。

by Chris Rimmer
