Googleが詐欺広告対策に本腰、Chrome 71では悪質サイトから広告を排除
ここで言う「悪質な広告」とは、閲覧者の意図しない挙動をする広告のこと。たとえば、動画の再生ボタンに見せかけて、意図しないファイルをダウンロードするものが該当します。また、「閉じる」ボタンを押すと多数のポップアップを開くような"ブラウザクラッシャー"的な広告も規制の対象となります。こうした広告の一部は、フィッシング詐欺なども使用されています。

バージョン71以降のChromeでは、こうした広告を繰り返し掲載する悪質なWebサイトを表示する際に、サイト上の広告をすべて排除する機能が搭載されます。
なお、Webサイトの管理者は、Google Search Consoleから広告削除の対象となっているかを確認できます。実際に広告が排除される前に、30日の猶予期間が設けられており、その間に該当の広告を修正できるようになっています。
分かりづらい請求ページに警告
Chrome 71では、分かりにくい請求ページに対し、警告を表示する機能も搭載されます。
たとえば、課金に関する事項を細かすぎる文字で書いていたり、灰色の背景に灰色の文字で記載するなど、要は重要事項を読みにくくしている請求ページが対象となります。こうしたページをChromeで開こうとすると、全画面で警告が表示されます。

▲不明瞭な請求ページの例。通信料の請求についての事項が細かい灰色の文字で書かれています

▲Chrome 71では、「誤解を招く広告」へのブロック機能が追加されています
Googleは不明瞭な請求ページを見つけると、Google Search Consoleなどを通じて、Webページの管理者に通知します。
Chrome 71は現在ベータ版を提供中。多くのユーザーに配信される安定版は12月4日までに提供が開始される予定です。
