船井電機、液晶TV生産「中国脱出」
中国では近年、国策でテレビ生産への投資が続き、供給過剰の状態。結果、2017年度は大量の中国製テレビが米国市場に流れ、市場価格が下落。船井電機は米国事業を主力としており、経営不振を招いていた。
日本メーカーは米中貿易摩擦を受け、対応を進めている。日本電産は18年度中に、米国向け自動車・家電用モーターの生産を中国からメキシコに移管。パナソニックはカーオーディオなど車載分野で、中国からメキシコやタイなどに生産を移管した。現在は制裁関税対象外のテレビについても、台湾の鴻海精密工業グループが米国にテレビ工場の新設を計画するなど米中貿易摩擦の影響が広がっている。
