業績影響どこまで…スバルを襲う“逆回転”
完成車検査問題の再発防止などに向け生産を抑制する。世界生産は従来計画比2万200台減の103万5800台に修正した。内訳は国内生産が同1万5900台減の65万6100台、米国生産が同4300台減の37万9700台となる。
世界販売は従来計画比で5万9300台減の104万1100台に見直す。地域別の内訳は精査して公表する。19年3月期連結業績は減収減益を見込む。エンジン部品の不具合によるリコール費用に約550億円計上することが響く。
スバルはここ数年で世界販売の急拡大に比例し品質問題が増加傾向にあった。一連の完成車検査問題やエンジン部品の大規模リコールも、生産が逼迫(ひっぱく)した状態が続き、法令順守や品質強化に手を回す余裕がなかったことが背景にある。中村社長は「急成長による歪みや気の緩みがあった。品質を担保した開発、生産、購買、サービス体制を徹底していく」と信頼回復に向け決意を述べた。
(文=下氏香菜子)
