消費税10%へ中小企業で課題山積み、8割が“軽減税率対応の準備手つかず”
軽減税率は消費増税に合わせて「酒類・外食を除く飲食料品」「週2回以上発行で定期購読される新聞」の消費税率を8%に据え置く制度で、低所得者の負担を軽減するのが目的。例えば出前や持ち帰り、宅配は8%だが、イートインでは10%だ。
軽減税率の準備について「必要か分からない」「何から取り組めばいいか分からない」が合計6割弱を占め、実質何も対処していなかった。準備を開始・完了したのは計2割を切った。
日商の聞き取りでは「本当に10%に上がるのか疑問視する声」もあるという。
軽減税率導入の課題として「値札・価格表示の変更」「経理事務の負担増」「制度への理解・従業員への教育」が上位を占めた。
また導入後の価格表示については総額表示が約4割にとどまり、このうち「テークアウト」と「店内飲食」が発生する場合は「両方の税込み価格を併記」「両方の税込み価格を統一」するとの回答が各3割強あった。
