アメリカの10代が続々とドイツへ 日韓W杯にも出場したレジェンドの息子もドルトムント入り
![アメリカ代表のレジェンド・レイナ photo/Getty Images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/7/77b2f_1638_35804d5f_fc203b5b-m.jpg)
アメリカ代表は数年後にどんなチームになっているのだろうか。今夏もアメリカの若手に印象的な動きが目立つ。
米『ESPN』によると、アメリカ・MLSのニューヨーク・シティFCのアカデミーに所属する15歳のFWジョバンニ・レイナがドルトムントのユースチームに入ることで合意したという。レイナは16歳になる11月を待ってドイツへ向かう予定となる。
実はこのジョバンニ・レイナという選手は、元アメリカ代表のMFクラウディオ・レイナの息子なのだ。クラウディオ・レイナはアメリカサッカー界のレジェンド的存在で、A代表のキャップ数は112を数える。そのレジェンドの息子は昨季U-18、19のカテゴリーで22試合15ゴールと結果を出している。アメリカのU-15世代でトップクラスと評価されるレジェンドの息子が早くも国外挑戦へ動いているのだ。
彼らがモデルとするのはドルトムントでプレイするクリスティアン・プリシッチ、ブレーメンの18歳FWジョシュ・サージェントらだ。サージェントもすでにアメリカA代表デビューを飾っており、今後のアメリカサッカー界を担う存在と期待されている。パリ・サンジェルマンFWティモシー・ウェアを含め、アメリカの10代が徐々に欧州で存在感を放ち始めている。
アメリカはまだサッカーの強豪国と呼ぶことはできないかもしれないが、近いうちにワールドカップで上位進出を狙える陣容が完成するかもしれない。