トイレ使用を禁じられ、床に放尿した女性客(画像は『Metro 2018年7月23日付「Woman pees on floor after being told she can’t use toilet on Wizz Air flight」(Picture: CEN)』のスクリーンショット)

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トイレに行きたい要求をどこまで我慢できるかは人によるが、生理現象には限界があり、無理を強いられるのは辛いものだろう。このほど機内トイレの使用を禁じられた女性客が、機内の床に放尿したという。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

7月21日、ポーランドの首都ワルシャワから英ロンドン・ルートン空港行きのハンガリー格安航空会社「ウィズエアー(Wizz Air)」の機内で、離陸前にある女性客が床に放尿する事態が起こった。

ちょうど飛行機は燃料補給中であり、一時的に機内トイレの使用を禁じられていた。ところが女性は我慢できなかったのだろう、機内食が収められているコンパートメントに向き合う形で、壁にもたれながら放尿したのだ。

別の搭乗客が収めた動画によると、女性は「飛行機が離陸する前に助けに来て。床で放尿してしまったの。CA(客室乗務員)にトイレを使ってもいいかって聞いたらダメだって言われたのよ。だからみんなの前で床でしちゃったの。私が悪いからって警察に通報されたわ」と、友人らしき人物に電話で助けを求めている。

下着をあげることもせず、しゃがみこんだまま電話で話している女性の周囲には数枚の紙が散らばり、床には放尿した跡が広がっている。その光景を見た乗客らしき女性が「あなた正気!? 最低ね。大人のくせにこんなところで放尿するなんて」と彼女を非難すると、「わかってるけど、CAに聞いたらトイレを使っちゃダメって言われたのよ!」と必死で弁解している。すると今度は男性客が「だからって床でしてもいいと思ったのか?」と尋ねている声も収められていた。

通報を受けた警察が到着後、この女性がどうなったかは現時点では報じられていない。ウィズエアーのスポークスマンは「21日、ポーランドのワルシャワからロンドン行きのW6 1309便機内にて、1人の乗客がCAの指示を無視し、勝手な行為に及びました。機体は燃料補給中であったために通常対応通り、機内トイレの使用を禁じていました。この件につきましては警察が対応しました。女性客はCAに攻撃的だったようです。安全は当社の最優先ゆえ、乗客の暴力的な態度を一切容赦致しません」と述べている。

このニュースを知った人からは「なんて乗客なんだ。信じられない」「どうしても我慢できなかったから、やむを得ずだったんじゃないか?」「乗客が限界を感じて頼んでいたのなら、CAも行かせてあげたらよかったんじゃないの。航空会社側の対応が悪いと思う」「なんらかの疾患があったり、妊婦だったりしてトイレに行かなければならない状態だったのかもしれないし、一概に乗客が悪いと言えないのでは」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年7月23日付「Woman pees on floor after being told she can’t use toilet on Wizz Air flight」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)