異色の新概念「とんかつ喫茶」とは何なのか
ライターの吉村智樹さんがツイッターに投稿した「新概念」が話題になっている。まずは該当のツイート見てみよう。
「とんかつ喫茶」という新概念。 pic.twitter.com/mOjtmOy4Wp
— 吉村智樹@ライター (@tomokiy) 2018年7月2日
髭を生やしたブタのキャラクターがコーヒーを片手にくつろぎ、「とんかつ喫茶」と銘打っているこの看板。この「とんかつ」と「喫茶」という組み合わせが面白く、「とんかつ喫茶」という新概念が誕生したと今ネット上で話題を集めているのだ。
ネット上でも「とんかつ喫茶気になる」等新たな概念の発見に興味津々なようだ。
とんかつ喫茶気になりすぎるんやけどwww
— pinta 8/19インテ大阪 (@xoxopintan) 2018年7月5日
かわいい。でも、とんかつ喫茶ってことはこの子食べられてしまうのかしら......。
— 神咲 (@kzk_akiko) 2018年7月4日
とんかつパフェがあるぐらいだから、とんかつ喫茶という概念は成り立つ。
— いぶき@RX-8 (@ibulog) 2018年7月3日
調査を進めると、奈良県近鉄奈良駅東口近くの「とんかつ喫茶 ブタとエスプレッソと」であることが明らかとなった。
一体この「とんかつ喫茶」どんな経緯で生まれたというのだろう。Jタウンネット編集部は2018年7月6日マスターに電話取材を行い、設立の経緯など話を聞いた。
元々マスターはコーヒーショップをやっていたのだが...
吉村智樹@ライター(@tomokiy)さんのツイートより
「元々商店街でコーヒーショップをやっていたのですが、今のビルオーナーさんがとんかつ屋さんをやっていた関係で、そこを丸ごと引き継ぐ形になりました」
「調理道具等も格安で使わせて頂く代わりにとんかつ屋は続けて欲しいということで、とんかつ屋当時のスタッフもひっくるめて引き継ぎました。そうして、今のとんかつ喫茶になりました。2017年の3月にオープンしたのですが、お陰様で多くの方に来て頂いています」
設立までの経緯を説明してくれたマスターだが、元々コーヒーショップを営んでいた身としてはまだまだ課題を感じているようだ。
「今は、ほぼお昼の定食屋という感じで、仕込みで時間を取られてしまい、あまりコーヒーをできていないんです。ただ、今後はもっとコーヒーも推していきたいですね」
現在営業時間は11時〜15時とランチのみ。今後はコーヒーショップとしても精力的に活動していくようだ。