「キレイキレイ」のライオン、泡状ハンドソープの売り上げが10%以上伸びたワケ
1997年に発売した「キレイキレイ」ブランドは、ハンドソープ市場において4割強のシェアがある。2000年以降、18年連続で、トップを維持。17年度のハンドソープの市場規模は約240億円で、16年から約2%増加した。
3月に発売した泡タイプの大型ボトルは、通常サイズ(250ミリリットル)の2倍の500ミリリットル入り。面倒な家事の一つに挙がる詰め替え作業の省力化に目を付けた。詰め替え品を買い忘れて、詰め替えが後回しになると、その期間の使用量が減ってしまう。大型ボトルの投入で単価を上げ、詰め替えの回数を減らすことで、使用量を増やすことにもつなげる。詰め替えサイズも以前は200ミリリットルが主流だったが、今は450ミリリットルや800ミリリットルの大型サイズにシフトしつつある。
ライオンでは、共働き世帯が6割を占める現状を踏まえ、CMなどで詰め替え作業の軽減をアピールし、働くお母さんが共感しやすいブランドコミュニケーションを展開する。「キレイキレイ」の音商標も登録し、メロディーから手洗い習慣やブランドの定着につなげる。

