国家安全局の退役将校、虚偽の申請で出国 国家機密保護法違反で起訴/台湾
(台北 5日 中央社)台北地方検察署(地検)は4日、昨年5月から3度にわたって渡航先を偽って出国したとして、国家安全局の退役上校(大佐)を国家機密保護法違反の罪で起訴した。元上校は日本や韓国、米国などに旅行をすると申請しておきながら、実際はミャンマーに渡っていた。
国家の安全に関わる職務に携わる同局員や軍人などは出国の際、渡航先や出国期間、目的などを届け出るよう規定で定められており、退役した後も3年間は出国を届け出ることが義務付けられている。
元上校はミャンマーに渡ったことを認めており、検察の調べに対して、現地で療養中の義理の母を訪ねるためだったなどと供述しているという。
(王揚宇/編集:楊千慧)
国家の安全に関わる職務に携わる同局員や軍人などは出国の際、渡航先や出国期間、目的などを届け出るよう規定で定められており、退役した後も3年間は出国を届け出ることが義務付けられている。
元上校はミャンマーに渡ったことを認めており、検察の調べに対して、現地で療養中の義理の母を訪ねるためだったなどと供述しているという。
(王揚宇/編集:楊千慧)