【前園真聖コラム】第193回「スイス戦で見えた日本代表の進歩と課題」
スイス戦は0-2の敗戦となったものの、僕は日本代表に進歩と課題を見ることができたと思います。日本は積極的なトライをして、その結果として負けたので、そこから浮かび上がってくるものがありました。
ガーナ戦に比べて日本はもっと自分たちがやりたいサッカーを見せてくれました。一番よかったのは、よりアグレッシブに戦ったことです。格上の相手に対してボールを前から奪おうとしましたし、攻撃のときにはイニシャティブを取ることができた時間帯もありました。
残念だったのは得点が奪えなかったこと。相手ゴールに向かうときの質をもっと高める必要があるでしょう。仕掛けることが少なかったため、シュート数も少ないまま終わってしまいました。
ボールをつなぐことはできたので、あとは最後の部分で個人としてもっと無理をしなければなりません。ひとり抜いて、次もかわして、という場面があってもよかったと思います。また、パスももっと厳しいところを狙うべきでした。そうでないと相手は怖さを感じてくれないのです。
システムについて言えば、今回は戦い慣れた4-2-3-1でしたが、西野朗監督はこれもオプションのひとつとして考えているのだと思います。ガーナ戦の3-4-2-1と時間帯によって使い分けるのではないでしょうか。そういう戦術の幅を広げる戦いができたこともよかったでしょう。交代枠を残して試合を終えたのは、より実戦に近づいたからだと思います。
今後調整が必要なのはバランスです。相手が今回のスイスのように格上という場合は、どこかでリスクを冒す必要があります。攻撃に人数を割くと、どうしても守備のリスクが高まります。アグレッシブに前から取りに行くと、そこでかわされピンチを招くのです。2失点目は日本のCKから逆襲された失点でした。その攻守のバランスをどう取るか。
ワールドカップまで残りはパラグアイ戦だけになりました。次の試合では日本がやれることと、やりたいことをもっと見せてほしいと思います。
ガーナ戦に比べて日本はもっと自分たちがやりたいサッカーを見せてくれました。一番よかったのは、よりアグレッシブに戦ったことです。格上の相手に対してボールを前から奪おうとしましたし、攻撃のときにはイニシャティブを取ることができた時間帯もありました。
ボールをつなぐことはできたので、あとは最後の部分で個人としてもっと無理をしなければなりません。ひとり抜いて、次もかわして、という場面があってもよかったと思います。また、パスももっと厳しいところを狙うべきでした。そうでないと相手は怖さを感じてくれないのです。
システムについて言えば、今回は戦い慣れた4-2-3-1でしたが、西野朗監督はこれもオプションのひとつとして考えているのだと思います。ガーナ戦の3-4-2-1と時間帯によって使い分けるのではないでしょうか。そういう戦術の幅を広げる戦いができたこともよかったでしょう。交代枠を残して試合を終えたのは、より実戦に近づいたからだと思います。
今後調整が必要なのはバランスです。相手が今回のスイスのように格上という場合は、どこかでリスクを冒す必要があります。攻撃に人数を割くと、どうしても守備のリスクが高まります。アグレッシブに前から取りに行くと、そこでかわされピンチを招くのです。2失点目は日本のCKから逆襲された失点でした。その攻守のバランスをどう取るか。
ワールドカップまで残りはパラグアイ戦だけになりました。次の試合では日本がやれることと、やりたいことをもっと見せてほしいと思います。
関連情報(BiZ PAGE+)

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。
