サッカーの元スペイン代表シャビ・アロンソ氏が先週、イベントのために来日した。現役時代はリバプールやレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンで活躍。チャンピオンズリーグを2度制し、スペイン代表でワールドカップ優勝と欧州選手権優勝2回を経験したレジェンドだ。

アロンソ氏が最後にプレーしたバイエルンには、日本がロシアW杯で対戦するポーランドのロベルト・レバンドフスキが所属している。3日放送、フジテレビ「スポーツLIFE HERO'S」では、第3戦でぶつかる相手のエースに関するアロンソ氏のコメントを紹介した。

アロンソ氏は「彼はプロフェッショナルな選手。練習や体調管理も完璧で、ほとんどケガをすることがない」とレバンドフスキを絶賛。その上で「一つ言えるとすれば、ゴール前のシュートを浮かすことが多いから、キーパーは気を付けることだね」と、日本の守護神たちにアドバイスした。

日本はポーランドのほかに、コロンビア、セネガルとグループHでベスト16の座を争う。アロンソ氏は、1位コロンビア、2位日本、3位ポーランド、最下位セネガルで、日本は決勝トーナメントに駒を進めることができるという予想だ。「大切なのは初戦で負けないこと」と、コロンビアとの第1戦は絶対に落としてはいけないと警鐘を鳴らしている。

さらに、アロンソ氏は「乾(貴士)や香川(真司)はもっと攻撃的にプレーして試合の責任を背負うべき選手だ。最終的にはそういった試合を決める選手のクオリティーが勝敗を左右する」とコメント。自身がよく知るリーガエスパニョーラやブンデスリーガで活躍する2人をキーマンに挙げた。